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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
645/969

645話 ダリンとサンサの結婚式

ダリンとサンサの結婚式


会場はほとんど出来あがっています。後は祭壇を作らなくては成りませんね。

AIマスターに頼んでおいた祭壇のパーツを取り出し並べて行きます。


白を基調に、光を上手に反射させてちらちらキラキラしない様に、

神々しさを演出し、その中心に、みんなから見える様に、

アセナ神の像を置きます。


最期に私が神父服、いや、修道女の服を着て二人の到着を待ちます。

直ぐに、盛大な歓声と共に、二人が到着しました。

ダリンが一人で祭壇の前に来て新婦を待ちます。


その後でお父さんに手を引かれてサンサが来ます。

BGMでジェニーが讃美歌を歌い、

マレーがリュートで伴奏します。


ランダルが魔法で光の粒を振らせ、

王都から連れて来た水妖精セレンが、シャボンダマで演出です。

周りから”ほぅ”と、驚きと感動が混じった声が聞こえます。


サンサのお父さんが、緊張と、感動と、娘を手放す寂しさ、

色んな物がないまぜに成った感情で少し震えています。


ダリンの横まで案内し、手を離すとサンサが小さな声で『有難う』と言いました。

この有難うには今までの色んな事への感謝が込められています。


私が会場の人達に向って宣言します。

「此れより、新郎ダリン、新婦サンサの結婚式をとり行います。」


次話:誓いの言葉

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