表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
643/970

643話 料理、最後の追い込み。

料理、最後の追い込み。



「リック、庶民が使う様なお皿とコップ沢山貸して欲しい。」

『以前、野外で催し物が有った時に、供出した残りが200づつ程有ります。』

「有難いけど、そんなに残ってんの?誰が発注したんだか・・。」


『あの、私です。リックが申し訳なさそうに言います。』

「怒られた?」『少し、』「誰に?」『料理長・・・。』

だんだん声が小さく成ります。ララが大きな声で


「リック偉いね、先を見越して、私の事だからこんなこともあるかと、

 用意してくれていたんだ。すごい判断力だよ、

 責任者に怒られる事も辞さずに私の為に準備してくれていたとは、


 今度ここの総責任者に推薦しておくよ。有難う。」

最大の賛辞を送ります。

『ララ様、勘弁してください。』

リックが小さくなって、頭を下げています。


「リック、私が褒めたんだから、胸を張って頂戴、そうしないと、

 私の立場も微妙な物に成ってしまうけど。」

すでに微妙な物だとはだれも言いませんね。


突っ込みの居ない世界は中々に厳しい物です。

「さぁ、残り時間は一時間、ラストスパート、気合を入れて

行くよ~!」


『『・・・『はーい!』・・・』』

焼きプリンと、メレンゲクッキー、唐揚げもどんどん出来て来きています。

ララは、せっせとマジックバックに詰め込み、


残り30分の所で、ケーキが出来ました。

さっき急いで作った石膏のケーキ台、

(ダミーケーキですね。)に乗せます。


みんなの士気を上げるため、これをしまうのは最後にします。

最後の唐揚げと焼きプリン、同時完成!!

「ごくろー様!!」


ケーキと料理を仕舞って。

「式に出る人、着替えなくていいから、此処に入って」

部屋玉に希望者をみんな入れます。


あれ?ロバートとヴイックも居るような?

〔テレポート〕オクタの街、結婚式会場の前に着きました。


次話:サンサの実家

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ