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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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641話 式の料理とケーキ作り

式の料理とケーキ作り


早速厨房に行き、

「料理ちょーいるぅ~」

『おーうぃ。何だ、ララか。』


「ララかは無いでしょ、ララかは、何だったら良かったのよ。」

『いや~ぁ、ドラゴンちゃんなら嬉しいな、とね。』

「ベヒちゃんなら上げるよ。」


『何だよ、ベヒちゃんって。』

マジックバックから顔だけ出して。

「此れだよ此れ、」


『うぉー、出すんじゃねえぞ、絶対、

 こんなところで出されたら跡が大変だぁ、全く。

 それにしてもベヒモスかよ、しかもそれ最終形態じゃないか。』


ベヒモスをひっこめて、

「そうじゃなくて、今日は、ケーキと料理、作りに来たんだょ。

 ヴィックも知っているでしょ、狼人のサンサとダリンが結婚式をするんだ。」


「そこで、立食パーティ、バイキング風にして、沢山の人にふるまうんだよ。

 まず、3段のウエディングケーキを作るから

 スポンジを焼いて、生クリームをつくらなきゃ。」


『おー、そうかあの二人がねぇ、遅かれ早かれ一緒に成るとは思っていたが、

 それじゃあ、頑張って作るか。おーい、みんな、

 聞いていただろ、てつだってくれや。』


モロー、リック、キャロル達が、声を上げて作業に取り掛かります。

「スポンジは多めに作るよ、余ったらみんなのおやつね。」

キャロルが、歓声を上げます。


「じゃあ、みんな、手の空いた人、呼んで来て。」

厨房を覗いていたラビリスがパタパタと走って行きます。

メイド達を呼びに行ったようです。


「料理長、貴方は、唐揚げをバンバン上げて頂戴、

 肉は、ドラゴンとシーサーペント、ワイバーンも出すね。

 多めに揚げて、みんなの今日の晩御飯にしても良いよ。」


『よし、解体所の方に頼む。』

解体所に材料を出して、厨房に戻ると、メイド達が、来ています。


キャロルが、

『ララ様、今日は卵が沢山有ります。』

キラキラしたお目目で教えてくれます。


「みんな、今日は焼きプリンを造ろうか。」

みんな、頭に?が付いてます。

『ララ様、プリンを焼くんですか?』


「作り方はプリンに似てるけどね。

まずはキャラメル作って。」

ケティが『はーい、』


さぁ。ここから、ケーキに御菓子に、唐揚げに、

大忙し、だけどみんな楽しそうです。ここの皆も連れて行きたいなぁ。

『ララ様ぁ。卵白余りましたけど、どうします?』


プリムが聞いて来ます。「じゃあ、メレンゲクッキー作りましょう。」

『え、聞いた事ないお菓子ですぅ。』

プリムがノリノリです。


『簡単に出来るよ。』

あんなこんなで、厨房でワタワタしていると、ロバートがやってきて。

『ララ様、今日はどうしたのですか?』


「この前来たダリンとサンサが今日結婚式を挙げるんだ、

 それでお菓子と料理を頼んだ所、でね、御願いが有るんだけど、希望者だけ、

 結婚式に参加してもらっていいかな?」


『ここ数日来客もないですし、今夜だけならいいですよ。』

「みんなー、執事長の許可が出たよぉ!。

 希望者は結婚式の連れて行くよー。」


ヴィック以外が全員手を上げます。

『ララ様~。クッキーが焼きあがりましたぁ』

プリムが教えたメレンゲクッキーを持って来ます。


ロバートが横から、ひょいと非膣摘んで口に入れると、

お目目がきらりと光った気がしたのは気のせいでしょうか。

その内、今日の作ったお菓子もお店に並ぶ事でしょう。


『そうだ、サトウキビの栽培を軌道に乗せなくては。』

大騒ぎのケーキ作りで時間を忘れてました。


「私いったん離れるから、19時30頃には戻るから、

 それまでに出来る量でお願いね。」

と言って、オクタの街に飛びます。


次話:ウエディングドレス

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