転移魔法とライトアロー
☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,一日4話更新します。 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,
お正月特番です。12/28~1/3まで一日4話更新します。
1/4からはしばらくの間一日3話更新します。
よろしくお願いします。
hamham☆彡
転移魔法とライトアロー-------
『ルビ様、おはようございます。8:00です。』
エミリが優しく起こしてくれます。
優しくされると、甘えたくなります。「もう少し...。」
「うっ。なんだか背中もお尻もスース―する...。」
「ネグリジェはずり上がるからいやだって言ったのに・・・。」
「まだ眠い。」
半分寝てるとメイド達が、顔洗って歯磨きして着替えて髪結って。
全部やってくれました。
今日はドレスじゃないけど...
「何これ、ピーターパンじゃん。」
いくら妖精たちの所へ行くとはいえ、ねぇ...。
私はメイド達の着せ替え人形らしい。
身支度が出来たので食事にします。食堂に行くと、
朝ごはん??
「何これ、完全和食じゃん。ご飯、みそ汁、納豆、塩鮭、海苔!」
「元気が出る~~~。」
「でも、ピーターパンが和食たべてる絵図って、どうなのよ。」
「納豆出来たんだ、ここは何でもできるねぇ」
「お茶してからちょっと卵の所に行って来ます。」
「セバス」
『はい、ルビ様』
「今日は11時頃早めの昼食食べて、世界樹の森へ行きます。
3時のおやつを豪華にしますから、頑張てね。」
「と、みんなに伝えて」
「と言う訳で、三時のおやつはサンドイッチをリクエスト!。セバス宜しくね。」
『はい、ルビ様』
「グラン」
《はい、ルビ様》
「その後、進展有りました?洞窟から出たグループは皆帰りました?」
《広域調査は8割がた終了致しました。
拠点や世界樹の森周辺にも異常有りません。
出たグループも外部と連絡しあった様子も無く、戻っております。》
「魔物の性質として、連絡を取り合うなんて事するかな?」
「広域調査班は終了後、世界樹の森を中心に半径100Kmの調査をお願いします。」
《承知致しました。》
「コンコン」ドアをノックし孵卵器の所に行きます。
ナースアンドロイドが見守っています。
「君に名前を付けよう。」
ビックリした顔を向けてます。
「Ns.じゃ子と名乗りましょう。」
「グラン、良いですね。」
『ありがとうございます』
『私にまで、名前を頂き、感激しております。誠心誠意尽くさせて頂きます。』
「ところで卵はどうですか?」
順調です。
「魔力を上げたいのですが、宜しいですか」
『はい、宜しくお願い致します』
手をかざして、ゆっくり注ぎます。
「ん~~ん」
『それくらいで良いですよ。』
「元気に育て、」と卵に声をかけ、自室に戻ります。
「転移魔法とシャイニングランスを試したいな。」
「グラン」
『はい、ルビ様』
「シャシニングランスを何発か打てる所に連れてって。」
《では、転移室に。》
移動したのは無人島の様です。沖の方に海から突き出た岩が見えます。
そこに向って手を伸ばして手から出るイメージで、
〔シャイニングランス!〕
光の槍が飛んで行き、ドンと鈍い音が聞こえました。
「次は、転移魔法とシャイニングランスを組み合わせてみます。」
「まず、何処と何処を繋ぐかイメージして。〔転移魔法〕!」
手前にトイレットペーパーの芯位の穴が出来ました。覗くと岩が見えます。
岩の手前の出口は分りません。
「この穴じゃぁ、ランス通らないなぁ」
「グラン、アロー打てる?」
《小さい物でしたら。》
「じゃあ、この穴を通すイメージで打ってみて」
《はい、判りました。》
〔ライトアロー〕
着弾し、岩の欠片が飛んできました。
「なる程、飛行時間が無いからあっという間に着弾、
相互通行可能なので、着弾の被害を受けそう。」
「標的から1m位の距離で発射している様な物か。」
岩の上に出口を作って、
「グラン、もう一回、ここに打って。」
《はい、判りました。〔ライトアロー〕》
上に着弾しました。
「何個作れるかな?」
「無詠唱も試そう」
「イメージをしっかり持って。出口を上下左右に作って、20個!」
「グラン、そこの穴全部に打って。」
《はい、判りました。〔ライトアロー〕、・・・、〔ライトアロー〕。》
ガンガンガン・・・・・・。岩が削れて行きます。
「すごい、これは、100発100中。」
「狐たちと組めば凶悪な魔法に成るよ」
もう一回
「遠くの岩、1km位有るかな?」
そこの上に出口を作って。
「グラン、最後、ここに打って。」
《はい、判りました。〔ライトアロー〕》
岩の上に当たった反応、少しして音も聞こえました。
「すごい、狙撃にも使える。」
「さて、グラン、帰るよ」
『はい、ルビ様』
次話:中継所
 




