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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
64/965

転移魔法とライトアロー

☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,一日4話更新します。 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


お正月特番です。12/28~1/3まで一日4話更新します。


1/4からはしばらくの間一日3話更新します。


よろしくお願いします。


hamham☆彡


転移魔法とライトアロー-------

『ルビ様、おはようございます。8:00です。』


エミリが優しく起こしてくれます。

優しくされると、甘えたくなります。「もう少し...。」


「うっ。なんだか背中もお尻もスース―する...。」

「ネグリジェはずり上がるからいやだって言ったのに・・・。」

「まだ眠い。」


半分寝てるとメイド達が、顔洗って歯磨きして着替えて髪結って。

全部やってくれました。

今日はドレスじゃないけど...


「何これ、ピーターパンじゃん。」

いくら妖精たちの所へ行くとはいえ、ねぇ...。

私はメイド達の着せ替え人形らしい。


身支度が出来たので食事にします。食堂に行くと、

朝ごはん??

「何これ、完全和食じゃん。ご飯、みそ汁、納豆、塩鮭、海苔!」


「元気が出る~~~。」

「でも、ピーターパンが和食たべてる絵図って、どうなのよ。」


「納豆出来たんだ、ここは何でもできるねぇ」

「お茶してからちょっと卵の所に行って来ます。」


「セバス」

『はい、ルビ様』

「今日は11時頃早めの昼食食べて、世界樹の森へ行きます。

3時のおやつを豪華にしますから、頑張てね。」


「と、みんなに伝えて」

「と言う訳で、三時のおやつはサンドイッチをリクエスト!。セバス宜しくね。」

『はい、ルビ様』


「グラン」

《はい、ルビ様》

「その後、進展有りました?洞窟から出たグループは皆帰りました?」


《広域調査は8割がた終了致しました。

 拠点や世界樹の森周辺にも異常有りません。

 出たグループも外部と連絡しあった様子も無く、戻っております。》


「魔物の性質として、連絡を取り合うなんて事するかな?」

「広域調査班は終了後、世界樹の森を中心に半径100Kmの調査をお願いします。」

《承知致しました。》


「コンコン」ドアをノックし孵卵器の所に行きます。

ナースアンドロイドが見守っています。

「君に名前を付けよう。」


ビックリした顔を向けてます。

「Ns.じゃ子と名乗りましょう。」

「グラン、良いですね。」


『ありがとうございます』

『私にまで、名前を頂き、感激しております。誠心誠意尽くさせて頂きます。』

「ところで卵はどうですか?」


順調です。

「魔力を上げたいのですが、宜しいですか」

『はい、宜しくお願い致します』

手をかざして、ゆっくり注ぎます。


「ん~~ん」

『それくらいで良いですよ。』

「元気に育て、」と卵に声をかけ、自室に戻ります。


「転移魔法とシャイニングランスを試したいな。」

「グラン」

『はい、ルビ様』

「シャシニングランスを何発か打てる所に連れてって。」


《では、転移室に。》

移動したのは無人島の様です。沖の方に海から突き出た岩が見えます。

そこに向って手を伸ばして手から出るイメージで、


〔シャイニングランス!〕

光の槍が飛んで行き、ドンと鈍い音が聞こえました。

「次は、転移魔法とシャイニングランスを組み合わせてみます。」


「まず、何処と何処を繋ぐかイメージして。〔転移魔法〕!」

手前にトイレットペーパーの芯位の穴が出来ました。覗くと岩が見えます。

岩の手前の出口は分りません。


「この穴じゃぁ、ランス通らないなぁ」

「グラン、アロー打てる?」

《小さい物でしたら。》


「じゃあ、この穴を通すイメージで打ってみて」

《はい、判りました。》

〔ライトアロー〕


着弾し、岩の欠片が飛んできました。

「なる程、飛行時間が無いからあっという間に着弾、

相互通行可能なので、着弾の被害を受けそう。」


「標的から1m位の距離で発射している様な物か。」

岩の上に出口を作って、

「グラン、もう一回、ここに打って。」


《はい、判りました。〔ライトアロー〕》

上に着弾しました。

「何個作れるかな?」


「無詠唱も試そう」

「イメージをしっかり持って。出口を上下左右に作って、20個!」

「グラン、そこの穴全部に打って。」


《はい、判りました。〔ライトアロー〕、・・・、〔ライトアロー〕。》

ガンガンガン・・・・・・。岩が削れて行きます。

「すごい、これは、100発100中。」


「狐たちと組めば凶悪な魔法に成るよ」

もう一回

「遠くの岩、1km位有るかな?」


そこの上に出口を作って。

「グラン、最後、ここに打って。」

《はい、判りました。〔ライトアロー〕》


岩の上に当たった反応、少しして音も聞こえました。

「すごい、狙撃にも使える。」

「さて、グラン、帰るよ」

『はい、ルビ様』


次話:中継所

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