639話 オクタの街の古着屋
オクタの街の古着屋
今日はエルザが番犬をやっていたので、頭を撫でて、中に入ります。
「みんな居るぅ」
『ララ様だぁ』
わーわーきゃーきゃーと言いながら。降りて来ます。
『ララ様ぁ、新作が出来ました。』
ベルやフレアたちが、自分たちが作ったショーツを手に手に広げて見せます。
「お~。可愛いのが出来たね、此処のフリルはいいね。
ここには少し伸びるみたいだけど、ゴム編みを仕込んだの?」
『はい、ララ様に教えて頂いたゴム編みを使っています。』
「耐久性や、劣化、どれだけ使うとどの様に成るかを、
みんな、履いて様子見てます。」
何人か、顔を赤らめながら、
『これ凄く履き心地が良いんです。』。
ここのゴム編みと一緒に、太めの赤い紐、ゴム編みのヒモでもいいよ、
これを付けると、可愛いし、ゴムが緩くなっても、落ちる事が無いから、
いいと思うよ、試してみて。
モリエールがはっとして、
『ララ様、それ、凄いです。』
「それから、ショーツタイプは初めての子には
ハードルが高いかもしれないから、ドロワーズにフリルや赤い紐で
アクセントを付けると、売れるんじゃないかな?」
モリエールが驚いた様に、
『ララ様、何か良いアイデアをもっとください。』
「あははは、今はこんなところかな」
「所で、ダリンとサンサが、赤ちゃんを連れて帰って来ているけど、
みんな行ってみるかい?」
『『・・・『行きます!』・・・』』
フレアが、
『ララ様、今、赤ちゃんって言いませんでした?』
「ああ、サンサが神の修練場で、
妊娠している事が解って、そこで主産したんだ。
今、ダリンが、サンサのお父さんに怒られていると思うよ。」
『『・・・『キャー!!』・・・』』
大騒ぎに成りました。
『ララ様、赤ちゃんは男の子ですか、女の子ですか?』
「男の子だよ」
それからみんなで大騒ぎで、今夜、結婚式を挙げる事が決まりましたけど、
ここで決めてもいいのかな?
サンサのウエディングドレスも急いで作る事に成りました。
神父は私が遣る事に成っている様です。
あの神の真似など嫌ですけど、
今、あの娘達に逆らえる者など居ませんね。
素直にゆう事を聞くしかないのですね、はい。
マミーとモリエール達が何か言いたそうです。
「マミー、モリエール、みんなもサンサとダリンを祝福に行こう。」
そういうと、目をウルウルにして
『『・・・『はい!!』・・・』』
「じゃあ、私は18時頃迎えに来るよ。」
『『・・・『はーい』・・・』』
『じゃあ、みんな、頑張ってやるよ!!』
『『・・・『おー!!』・・・』』
マミーの気合で、やる気満々です。
じゃあ、私はサンサとダリンに、言って来るね。
〔テレポート〕ペンタの街に飛びます。
次話:サンサとダリンのの結婚式準備




