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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
635/969

635話 案内人、サンとラパン 

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 魔法、魔道具、登場者の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


管理ダンジョンの魔方陣:

 ラグジュとアマンが自由に核の部屋に行ける様に設置した。

 登録した複数の魔方陣を行き来出来る。


サンとラパン:

共にAIマスターに派遣されたアンドロイド

ダンジョン核と石の疎通が出来て、

ラグジュとアマンの秘書の様な役割。

サン:ミウの居たダンジョンの担当

ラパン:兎のマンションの担当


案内人、サンとラパン


その女性が一歩前に出て

『サンと申します。皆様のご案内役でございます。』

「有難う、AIマスターに派遣されアンドロイドだね。」『はい』


二人を呼んで、サンに状況説明をさせます。

「今、核の健康状態は?」


『少しづつ力を蓄えている状況でございます。

ダンジョンの維持に付きましては、現在、は維持するのに精一杯ですので

入り口を閉じた状態でございます。』


「二人とも、此処の転移魔方陣に登録して、

 何時でもここに来ることが出来る様にしておいて。

 どちらが、担当に成るかは、今決めなくていいよ。」


「普通、魔方陣は一対だけど、此処のは鍵を使って複数の転移魔方陣への移動を

 可能にしてあるからね」と言って、小さな指輪を二つ出します。」


「出入りは、入り口の魔方陣に乗って、この指輪に魔力を流しながら、

 行先の魔方陣を思い浮かべて、戻る時は入った魔方陣に戻るからね。」


『ララ様、つまり、行は指定できるが、

 帰りは指定できないと言う事で宜しいでしょうか』

「そうだね、複数のダンジョンを管理するから、こんなのが必要に成るんだよ。」


スクロールを二つ取り出し、二人に一つづつ渡します。

「入り口の魔方陣は此れね。


 このスクロールを広げて、上に乗ってもらえばいいよ。

 最初に使った指輪に登録されるからね。他者のは使えなく成るよ。」


『『承知致しました。』』

二人が交互に魔方陣に乗って、登録が終わった様です。

「じゃあ、次に行きましょう。」


二人がラグジュの屋敷に入り、ララが飛びます。「〔テレポート〕」

兎ダンジョンのダンジョン核の部屋に飛びます。

そこで待っていたのは燕尾服、執事服を着た兎人です。


二人を呼んで、案内人に事故紹介をさせます。

『私はラパンこのダンジョンの案内人です。』

「ラパン、此処の状況は?」


『はい、最悪の事態は回避できましたが、

ダンジョンとして機能するにはまだ力が足りません。

ガーディアンの大兎と門番の牛頭と馬頭も回収している状況です。


ダンジョンの入り口は閉じています。』

「わかった、」


『ララ様、こちらの方がより深刻ですね。

 でも魔力が貯まれば問題はなく成ると思いますが、


 このダンジョンの力を借りれないとなると、

 落とし穴の底を作るにはどこかから魔力を持って来る必要が有ります。』


アマンが思案する様に言いました。

「ベヒモスやドラゴン、シーサーペント、

 高位魔物の魔石が有るけど、どれ位で足りる?」


『それはすごい、ならば、穴の底の作成に2個、

 維持に一個と言う所でしょうか。』


ララが魔石8個を出して、

「ミウの居たダンジョンの分と合わせて、これで上手くやって頂戴。」

『承知致しました。これだけあれば十分です。』


「取りあえずの通り名で、こっちは兎ダンジョンでいいけど、

 向こうは、ミウの居たダンジョンじゃあ、ねぇ。

 マニコノイドが居たダンジョンだから、茸ダンジョンでいいゃ。」


『『承知致しました。』』


「所で、タマとの話は付いているのですね。」

『呼んだにゃ~』

寝ぼけ声でタマが影から出て来ます。


『大丈夫だと思います。』

「後で訓練の里で予行演習をしましょう。」


「で、タマのやる事で現状の能力に不足はないですか?

 明日、私も訓練の里に入るので、タマも一緒に成ります。

 やらなければ成らない事が有るのなら、その時に訓練します。」


『はい、出来れば、魔法の起動をもう少し早く、

 穴の大きさも楕円形で良いので、

 横が200m位まで出来ると、作戦の幅が広がります。』


「分った、努力させてみます。」

頭に張り付いているタマが

『何か恐ろしい事を言ってるニャ。』とぶつぶつ言ってます。


二人に、ここの兎ダンジョンの転移魔方陣も指輪に登録させて、

「転移魔方陣の登録も終わっているから各自帰れるね」

『『はい、有難うございます。』』


(兎のダンジョンは、ラグジュの所にサキュバスやインキュバスも居るから、

 夢の大人のファンタジー的なダンジョンも良いね。)


次話:4回目、修練場のメンバーの選定

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