周辺調査報告
周辺調査報告--------
「世界樹の所に帰ったら、精霊様に状況報告して、研究室に戻ろう。」
森へ行くと精霊様が不安そうな顔をしていました。
今後の対応を研究室に戻って、協議して来る旨伝えて、
「メディションルームOPEN!」
「セバス居る?」
『はい、ルビ様』
では「CLOSE!」
自分の部屋に「OPEN!]
「みんな食堂に集合ね。」
「CLOSE!」
「さて、晩御飯食べて、会議だよ~。」
「んぁ、いい匂い、カレーだぁ!!」
「さあみんな、取り合えず、食べよう、エミリ、お代わり有るよね。」
『はい、ルビ様』
美味しい物を食べる時はみんな無言に成りますね。
食べ終わらないと、会議に成りませんね。
「ごちそうさまでした~!」
「さて、グラン、状況を説明して。」
《はい、探査虫8000匹による調査を行ってります。
現在、調査面積の半分が終了、一か所以外は発見しておりません。》
《2000Km離れた拠点とのつながりも確認出来ておりません。
森の出入りも不審者は確認出来ておりません。》
「拠点の監視は探査虫1000匹を残して残りは広域調査に回してください。
森と拠点の監視は残した1000匹のうちの100匹で行ってください。」
「残りの900匹は森の監視を離れ、私と一緒に発見した穴の調査を行います。」
「動きの鈍くなる昼頃から探査虫を入り込ませ、奥まで確認します。
探査虫をそのまま隠れさせ、夜の状態も確認します。」
「出来れば殲滅では無く、暗示等により、来なくなるのが良いのですが・・」
「明日の夜、世界樹の森に来る魔物を捕まえて情報を仕入れたいと思います。」
「グラン、魔物に効く自白剤か、催眠、暗示、なんでもいいけど有りますか?」
《はい、低いレベルの魔物でしたらルビ様が持っておられます、
魅惑の魔眼で出来ますが、完全支配する魔道具も有ります。》
「私の魔眼で出来るのですか・・・。試してみましょう。
魔道具も持ってきてください。」
《はい、ルビ様》
「捕まえた魔物が大騒ぎして、周りに気取られるのは困りますので、
取り調べはメディションルーム内で行います。」
「グラン、あの蝙蝠型の魔物はどんな攻撃をしますか?」
《はい、超音波、効果は精神異常系の(惑わす)です。》
「私は大丈夫だけど、立ち合いは耐性の有る者だけね。」
「何か質問有る?」
「無ければ解散。」
「セバス!」
『はい、ルビ様』
「世界樹の森に行って来ます。」
『御供します。』
「メディションルームOPEN!」
世界樹の森に飛び、精霊を呼びます。
「魔物の洞窟を見つけました。明日、昼前に来て、洞窟を調査します。」
「世界樹、魔力上げるね。それ!ん~~ん!っと」
また葉っぱをくれたよ。
「ありがとー!!」
「フゥー、こっちに居るの?」
〖明日来るんでしょ、だったら、こっちでスメルブルバ達と一緒に居る~。〗
「わかた。お休み。」
帰ってお風呂入って寝よう。
「メディションルームOPEN!」
「自分の部屋に・・あれ、セバス?」
『はい、ルビ様』
「居たか、CLOSE!自分の部屋にOPEN!」
「う~何か眠い。今日お風呂いいよね、」
そのまま寝ようとしましたが、メイド達に風呂場に連行、洗われました。
湯船で寝ました。起きた時は朝でした。
次話:転移魔法とライトアロー




