624話 ベヒモス退治
☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 魔法と魔道具の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,
眠り爆弾:
眠りキノコの胞子を詰めた容器を空中で破裂させ、
周辺の者達を眠らせる。一切の回復魔法、魔法薬は効かないが
予防薬だけが存在する。
〔転〕:転送魔法発動呪文
〔ラ〕:ライトアロー発動呪文
〔転〕〔ラ〕
ライトアローを確実に狙った場所に打ち込む為、
転送魔法で狙った場所までホールを開けて〔ライトアロー〕打ち込みます。
ベヒモス退治-
最初に魔法を使ってみます。
〔麻酔〕、〔麻酔〕、〔麻酔〕三重掛しましたが、
見張りが眠そうにしている程度、今一つ効きが良くない様です。
ベヒモスには魔法耐性の権能が有りますから、
魔法が効きにくい奴ですね。
では、眠り爆弾を使います。
この村の直径は100m位ですから、
胞子が拡散しない様にドーム状のシールドで覆って、
その中でドンして風魔法で、中を胞子を充満させます。
〔シールド〕中の胞子爆弾を放り込んで、
ソレ、つむじ風!ポンと言う音の次にビューと風が起こります。
ベヒモスたちがバタバタ倒れます。
タマ、出て、タマが頭にしがみつきます。
「タマ、私が、あいつら仕留めるから、
片っ端からマジックバックに入れて。」
『はいにゃ。』
「そ~れ、〔転〕〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕・・・」
転送魔法で頭に狙いをつけ、強めにラーイトアローを打ち込むと、
特に抵抗する事も無く、死んでくれます。
「タマ、続けていくよー」
『はいにゃ!』
「〔転〕〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕・・〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕・・・・
〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕・・〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕・・・・」
『うにゃにゃにゃにゃにゃ・・・
うにゃにゃにゃにゃにゃ・・・
ウにゃにゃにゃにゃにゃ』
流石に早いです。
タマも必死で付いて来ます。
大体終わった所で、〔魔眼〕!生き残りが居ないか確認すると、
居ます。端の家、空の水甕の中に隠れています。
カメの外から、頭を狙って、〔転〕〔ラ〕はい、お終い、
ムービングでカメを割ってベヒモスをマジックバックにポイ。
村の外に出ている者が居ないか確認、〔ピチョーン〕
二人づつのグループが三組。
〔テレポート〕傍まで飛んで
〔転〕〔ラ〕〔ラ〕・・・マジックバックにぽいぽい。
他の二組も同様に処理して、ベヒモス村に戻ると。
村の真ん中でベヒモスをマジックボックスに入れ終わったタマが
座って待って居ました。
「タマー、帰るよ。」
『はいにゃ。』
一緒に狩りが出来たせいかとてもご機嫌ですね。
タマがトプンと影に入ったので
隠れ里の自分の部屋に〔テレポート〕。
次話:AIマスターとの交渉




