616話 本邸料理チョーのスープ
☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 魔法の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,
チェイサーマーカー:
人、動物、魔物の上に矢印を付ける、短いコメントを入れる事が出来る。
何処までも付いて行く、解除は高度な魔法式の為、設定者以外は出来ない。
可視、不可視(特定の者にしか見えない)、表示期間の設定が出来る。
本邸料理チョーのスープ
料理チョーの所によって、スープ貰わねば。〔テレポート〕
厨房に飛びます。料理チョー、スープ貰いに来たよ。
『お、おぅ。相変わらずびっくり娘だな。』
「スープ何処?」
『慌てるな、いっぱいあるから。』
「私が一人で今飲むんじゃないよ、分っているよね」
『味見くらいしていけや。』
「それもそうだね。」料理長によそってもらって、味見をします。
「おいしいねぇ~。これは何のスープ?」
『ワイバーンとファイヤードラゴン、それから、
以前置いて行った地竜の骨があったから、色々入れた。』
「要するにドラゴンスープだね。本当に美味しいよ、
今まで作ってもらったスープでもトップクラスだよ。」
スープをマジックバックに仕舞って。
「支払は魔物の体で良いの?」
ほれ、突っ込みやすい様にして上げたよ、いらっしゃい。
『おめーの体なんかいらねえよ、後10年たったら相談しに来な。』
はい、お約束どおりです。
「私の体とは言ってないよ。何?10年後?このスケベおやじ。
お仕置きが必要ですね。」
〔チェイサーマーカーすけべ〕料理長の頭の上に矢印が
浮かびます。矢印の上にスケベの文字が有ります。
「暫くこれでいいでしょう期間は三日くらいで。
消える様に設定しましたからね。」
本人何をされたか分かって居ない様です。
周りがザワザワしています。メイド達は笑ってますね。
「解体室にヌームとシーサーペント置いて置くね。」
そう言うと、解体室に入り、ヌーム2頭とシーサーペント一体を出して。
ご主人様の執務室の前に〔テレポート〕。
次話:防壁とペンダントの許可申請




