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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
614/970

614話 オクタの街の城壁

オクタの街の城壁


「ラグジュ、オクタの街の近くでスタンビートが起きた時、どうやったら、

 住民を安全に避難させる事が出来るだろう?」


『ララ様が今考えておられる方法は、精製魔石などを用いた転移だと思いますが、

 町全体を〔バリアー〕で覆う方法もあると思います。


 あそこはそんなに大きくないので、可能かと、他には、土魔法で城壁を作って、

 更にバリアーを掛けておく方法も有るかと思います。』


「そうか、移動ばかりに気を取られていたけど、城壁も有り何だね。

 その方が守り易そうだね。」


『いいえ、二段構えが必要かと思います。』

「と言うと?」

『転移為魔法で、離れた場所か、精製魔石の異空間に避難する方法です。』


「そうか、そうだね。早速城壁から始めてみようか、こちらは時間が掛かるから、

 少しづつやらなくてはね、おっと、ご主人様の許可も必要ですね。

 ついでにお屋敷も囲ってしまいましょう。」


「そうだ、お屋敷の皆には、ヴラド家の家紋が入った

 ペンダントの付いたネックレス。

 これに門前のお屋敷にお飛ぶ精製魔石を仕込めば、良いですね。

 

 ただ、門前の事は出来るだけ、秘密にしたいし、避難装置と言うと、

 ”そんなに危ないの”とか言われかねないし。う~ん・・・」


そんなララを見てラグジュが、ララ様、

『ちょっぴり魔力が高まるマジックアイテム

 とか言って持たせれば宜しいのでは?』


「そうか、それだね、家紋も入って居るし、粗末に扱われる事は無いはず。

 あとは、金貨レベルの価値は付けましょうか?でも、

 誰が転移避難の判断をするかと言う事ですね。」


次話:家紋の入った転移ペンダント

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