613話 タマの落とし穴
タマの落とし穴
タマ、居るぅ?影からぴょんと飛び出し、
『久しぶりによばれたにゃ~。忘れられたかと思って、凄く寂しかったニャ~』
タマが少しウルウルに成ってます。
「ごめんね~。ねぇ、タマ、これからは私の頭に乗ってなよ。」
『良いのか、いいのか、にゃぁ~~~。うれしいにゃ~』
一瞬で上機嫌に成ります。
「ねぇ、タマ、影魔法の落とし穴、どれ位の大きさまで広げる事が出来るの?」
『直径100m位の丸だにゃ~。でも広ければ浅く成るにゃ。』
その落とし穴はどこかにつなげる事は出来る?例えばダンジョンとか、」
『う~~ん魔力の関係で、手伝って、引っ張ってもらえば出来るかにゃ。』
「ちょっと待ってね。アマン、居る?ラグジュも出て、
ちょっと聞きたい事が有るの。」
二人が飛び出します。『『はい、ララ様』』
「アマン、ダンジョンの事で聞きたいんだけど、
そのダンジョンから発生したのではなく、
外から持ち込んだ魔物の遺体をダンジョンの中に放置するとどうなります?」
『吸収します。ただし、少しですが、時間が掛かります。』
「それが、万単位でも大丈夫?」
『何をなさろうと思っているのか分りませんが、
オーガクラスならば問題ありません、
但し、その遺体を入れる所作る準備が必要に成ります。』
「タマ、ちょっと来て。」
タマがララの頭の上から、『此処に居るにゃん。』
「タマ、此処に小さい落とし穴作って。」
と言って、テーブルの先の空間を示します。
『はいにゃん。』
直径1m程のホール(中は真っ暗ですけど、)が出来ます。
『影魔法ですか、どれどれ拝見。』
手を入れて何やら確認しています。
『此れなら大丈夫ですね。』
「スタンビートが起きた時、この落とし穴、直径100m位のを作って、
魔物達を落っことして、そっちのダンジョンにエサとして放り込みたいんだ、
出来る?ちょっと、タマと相談してくれる?
その際に魔力が必要なら、分けれると思う。」
『承知致しました』
『は~いにゃ。』
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