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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
605/968

605話 ペンタの街の冒険者ギルド

ペンタの街の冒険者ギルド


〔テレポート〕支店予定地に行くと、もう棟上げまで出来ています。

早いですね。でもこれからが時間が掛かるんですよね。

ハミルおじさんの店に飛びます。


「おはようござまーす。」

キャロルが店番ですが、暇そうに本を読んでいます。

「キャロルぅ、ハミルおじさん居る?」


『あ、ララ様。いらっしゃいませ。奥でみんなと食事しているはずです。』

「じゃあ、入るね。」

『はい、どうぞ、』


勝手知ったる他人の家。躊躇せずに中に入り食堂に向います

「おっはよ~」


と言いながら入って行くと、ハミルおじさんが、ちょっと驚いた様に、

「ど、どうしたい?」エスメとラルダとワイマがララに飛び付いて来ます。


「うぉ、とっとっ。」危なくこける所です。ワイマ、大きく成ったね。

『はいララ様、毎日楽しいです。』

「よく食べて沢山運動すれば大きく成るね。」


エスメが『ララ様、最近暇です。』

ラルダも『もう少しワクワクドキドクが欲しい。』


「う~ん、じゃあ、冒険者登録をしに行こうか。

 君たちなら、オーガが来ても怖くないしね。」


それを聞いたハミルが引きつってます。

『ララ様、いくら何でもそれはご冗談で・・・。』

『『恐くないも~~~ン』』二人がハモリます。ララが苦笑い。


「まぁ、ギルドに行ってみましょう。」

三人と一匹でギルドまで歩いて行きます。

ワイマは犬の設定なので、首輪を付けていますね。


最初はプライドがどうしたとかぶちぶち言っていましたが、あきらめたね。

見えて来ました、ギルドは各地を転々とする冒険者の為に、

外観は同じつくりにしているそうです。ここのドアは開けっ放しですね。


中に入ると、皆さんの視線が痛いです。受付に行って、挨拶をすると、

『ララ様ですね。うちのギルマスがお会いしたいと 言っておりますので、

 こちらの会議室でお待ち頂けますか?』おぅ、丁重な扱いです。


オクタの街や王都のギルマスから回状が回ってきている様です。

断る事も無いので、言うとおりにします。

会議室に案内されると、少々お待ちください、と言って受付嬢が出て行きます。


入れ替わりで違う受付嬢が入って来ます。

同じ服、制服を着ているので、分かりますね。

お茶を出されてたので、「貴方のお名前は?」


『私はジェイミー、先ほどのはクレムと申します。』

「ん、有難う。」

ジェイミーが出て行って少しすると、


外からドタドタドタと大きな靴音が聞こえたかと思うと、

バン!大きな音を立ててドアが開きます。

どうやったらドアが開く時あんな音が出るんだろ?


『おー!お前がララか!』でかい声の方を見ると、

縦と横が同じくらいあるし身長120Cm位の髭もじゃの男が徹底ます。

間違いありません、ドワーフです。


立ち上がり、一礼して

「初にお目のかかります、ヴラド家のメイドララと申します。

 今日はこの二人の冒険者登録に参りました。」


次話:ペンタの街のギルマス

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