591話 魔力吸収特性のオーガ少女
魔力吸収特性のオーガ少女
食事をしながら、
「食べて、ゆっくりしたら、15時(1:00)から、
みんなでキャン砲の練習してね。私はこれからオーガの里にいくからね。」
そういうと、〔テレポート〕オーガの里に飛んで行きました。
「ドドル、居る?」
『は、只今!』直ぐにテレポートで飛んで来ます。
「今日は、オーガ達の魔力の基本操作の確認と訓練に来たよ。」
『有難うございます。是非ご覧になってください。』
「うん、まず基本の魔力操作、スプーン回しは全員出来るの?」
『は、出来ないのは、4名ほど居ます。』
レベルが高い者はどれ位出来ます?
『は、もう空飛んでます。』
「凄いね、じゃあ、一番多いレベルはどれ位?」
『は、腕一本出せて、何とか物をつかむレベルです。』
「分った、今日はそれ以下の子を相手にします。
なので、その子達を三つのレベルグループに分けます。
まず、全くできない子のグループA。
スプーンを持ち上げる位しか出来ない子のグループをB、
それ以上をCとします。
まずはAグループからやってみましょう。
場所は何処が良いの?
出来れば集中力を保つため、ギャラリーが居ない方が良いな。」
『は、部屋を用意します。』
「いや、此処は広いから、皆で遠くに移動するよ、
入ってはいけない地域の設定は有る?」
『いえ、有りません。』
「じゃあ、最初の、Aグループの子達を呼んで。」
『承知致しました。』
5分ほどすると、ドドルが4人を連れて来ました。
「じゃあ、みんな、一旦私の部屋に入って。」
ララの部屋玉を出して、みんなを入れます。最近は触れなくても、
入れる者を認識するだけで出入りが可能になってます。
自分も、部屋玉の中に入って。
「ちょっと、ここに居てね。直ぐに出すから。」
外に出て、〔テレポート〕集落の反対側に出ます。
ここまでくると誰も居ませんね。中から全員出すと。
「此れから魔力操作の訓練をするよ、その前に、
ちょっと、みんなの頭を触らせてね。」
そう言うと、手に軽く魔力をまとわせて、一人一人頭を触ってゆきます。
(みんな魔力詰まりですね)最期の一人を触った時、
ララの魔力がすっと持って近れます。
(あれ、この娘何?)
今度は両手を持ち、魔力を循環させるように流してみると、
右から流した魔力が左に帰って来るはずですが、来ません。
ん?魔力を吸われてる?
「貴方、面白いわね、
ちょっと、魔力を強めに流すから、気分が悪く成ったら言ってね。」
『はい、』右手から魔力を流します。
ゆっくり徐々に量を増やして、じっと顔を見ていましたが、
だんだん、気持ち良さそうにトロンとしてきました。
「眠くなった来た?」
『はい、とても気持ちが良いです。いつも寒くて震えてるのに、
こんなに温かくて、気持ちが良いのは初めてです。』
オーガキング程の魔力量を流してから、ゆっくり魔力を閉じます。
「少しわかったわ、あなたは特殊な体質なのね、」
「魔力を溜める量も多いわ、戦わずに相手を無力化できる特別な魔法使いに
成れる可能性があるわ。後で、私と違う訓練をしましょう。
今は、他の子達の訓練をするから、私の傍に居て頂戴。」
『はい、分かりました。』
少女がララの傍に控えます。
次話:オーガの里で魔力指導-Aグループ-




