585話 不死者の王アマン
☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 登場者の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,
不死者の王アマン
新しいララの眷属、数十万、数百万の骨兵士を召喚できる不死のリッチ。
神に祈りながらアンデットとなった為、聖属性魔法も使える。
勿論聖属性攻撃魔法への体制も持つ。
不死者の王アマン---
リッチが此方を見ています。
【核が元気に成った様じゃが、終わったのか?】
「はい、無事終了致しました。今後このような事が有りましたら、
再度ご連絡頂ける様にこの機会をここに置いて置きます。」
【うむ、それは構わぬが、報酬は何が良い?】
「要らないよ、先ほど言った通り、私にも理がある事だからね、
報酬と言っては何ですが、先ほど核と連絡を行い、龍脈を通じて同じ様に
搾取されている格が有ったら連絡をしてもらう様に頼みました。」
【何と、おぬしは核と会話が可能なのか?】
「そうですね、核が求めた時だけ可能の様です。」
【う~む、それにしては不思議な子じゃ、その体に似合わぬ知識と魔力、
それに、おぬし人では無いな。】
「人の範疇が何処までを言うのかと言う事も有りますけど確かに私は
純正の人では有りません、吸血鬼との混血、ダンピーラです。」
【いや、ただのダンピーラでは有るまい、】
ララがにたりと笑って、
「確かに、一度死の淵に立って再生した時に光の属性を持ったようです。」
【ふむ、しかし、もっと違う、何かずれている様な気がするが、まぁ良いわ、】
この不死者はララの秘密に感付いた様です。
(「鋭いですね、聖属性を備えるリッチとは無敵では無いですか、
是非友誼を結びたい所です。」)
「所で、お名前を教えて頂けないでしょうか?」
【名前?はて?そういえば何だったかのぉ?】
「此処に来られて、どれ位の年月が経ちましたか?」
【ずいぶん経ったような気もするが・・・。そうじゃ思い出したわぃ。
昔々じゃな、わしが人として生きておった時じゃ、
わしはカイルス様を祀る教会の大司祭じゃった。】
【領主の不正を正そうと領主に進言した所教会本部と領主が繋がって居た事から、
冤罪により教会を放逐され、刺客まで放たれて逃げ回り、
この洞窟に辿り着いたのじゃった。】
【そうじゃ、思い出してきたぞ、此処がダンジョンとは思わず祭壇を作って
カイルス様に祈りをささげておったのじゃな、
しかし、此処は龍脈の上で 魔力、瘴気が多く、
気が付かぬうちに、アンデット、リッチと成っておった。
それから数100年、このダンジョンの頼みを聞いて、
此処のラスボスに成っておったが・・・。
わしは何かを成そうとしていた様な気がするが
今では名前すら忘れ生きる意味さえ失った只の年寄ですじゃ。
まぁ、神に祈りながらアンデットとなった為、
聖属性魔法も使える様にはなったがの、
う~む、名前、名前ねぇ・・・。
良ければおぬし、わしにお名前を付けてくれんか?】
(「何を言っとるんじゃ、この爺さん、」)
「私が名前を付けると言う事は、
私の眷属と成る事ですが、宜しいのですか?」
【この穴倉で永遠の時を過ごすより余程面白いと思うがのぉ、如何か?】
「分りました、それでは名づけを行わせて頂きます。」
「我が名はルビ・ヴラド、友誼の証として名を授ける、
汝の名はアマン。今後アマンと名乗るが良い」
「生涯、お前と共に生き、お前にとって不利益な命令はしない。
友として一緒に歩んで欲しい。」
『はっ、仰せのままに。』
アマンの体が輝き、白いマントを羽織ったグレーの骸骨、
頭には冠が乗って居ます。
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