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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
582/968

582話 AIマスター、の解析報告

AIマスター、の解析報告---


《ララ様、解析が完了致しました》

(「おやま、ずいぶん早かったですね。」)


《残りの部分が予想ほど込み入った内容ではなかったので、

 すんなりと終了致しました。》

(「で、どうだったの?」)


《ダンジョンの内容に付きましては後ほど必要な時に連絡致します。

 最大の問題点、あのダンジョン核ですが、ララ様の御想像通り、

 魔力、瘴気等ダンジョン核としての力をどんどん抜かれています。》


(「そんなに抜かれていれば、枯れて、

  無くなってしまいそうなものだけど?」)


《それはダンジョンの性質に関わってきますが、あそこは龍脈、

 大きな魔素の流の合流点に成る為、ぶつかり合った魔素が外に漏れだし、

 ダンジョンに力を与えています。》


《その為、ダンジョン核が枯れて無くなる事は無いのですが、今回の様に

 搾取される量が大量に成りますと、核の成長阻害、が起こります。特に、

 若い核ですと、抵抗力が少ない為、最悪枯れる、消滅も有りえます。》


(「龍脈って、地下を流れる魔力の流れ、地下水脈みたいなもので、

 合流、分岐を繰り返してこの星の中をめぐっているんだよね、」)


《そうです、そうして合流する所や、魔力だまり、

 地底湖みたいな物の所にダンジョンが形成されます。》


(「なら、ダンジョン核では無くて、

 直接魔力だまりから抜き出せばいいんじゃないの?」)


《魔力の性質上直接取り込むのは非常に難しく、いまだに成功した人は居ません、

 それよりも、ダンジョン核が吸収した魔力を横取りする方が、

 簡単で手っ取り早いからだと考えます。》


(「で、その魔力は何処に集められているの?」)

《この魔力線をたどると、研究所からを抜けて、ダンジョンの近くの蟻の巣の下、

 深い所に疑似ダンジョン核が有り、そこに集められている様です。》


《それから、力を搾取されているダンジョン核はあそこだけではない様です。》

(「それまずいよね。要するにダンジョン数個分の力を持った

 疑似ダンジョン核が作る魔物が溢れたら、街の一つ二つじゃあ済まないよ。」


 「それ、たたくと、破壊するとどうなります。力が逆流します?」)

《方法としては、接続している全てのダンジョン核から接続を外して、

 疑似ダンジョン核を私が頂きます。安全に隔離して役立てます。》


(「さては、最近色々やって居るから、魔力足りなくなってきていますね。」)

《ドキっ》


(「でも瘴気も含んでいるそんな物食べてお腹壊さないの?」)

《大丈夫です。多少瘴気があった方がピリリとして美味しいんです。》

(「なんちゅう事言うかな冗談に聞こえないんだよね。」


「で、残りの搾取されているダンジョン判るの?」)

《はい、搾取されている場所に入り込む魔力線が複数あるので

 その魔力線をたどると、後二か所のダンジョンから集めている事が解ります。》


(「近いの?誘導できる?」)

《はい、一つは小さい若いダンジョンで、草原型、階層は一つ。

 魔力を取られているので、拡張できなく成っています。》


(「そういえばさっきのダンジョンも魔物少なかったね。」)

《もう一つは、洞窟型、歴史はある様です。》


《二階層で一階はゾンビ、グールの徘徊する城壁都市。

 二階は巨大神殿と骸骨兵、リッチが居るかもしれません。》


次話:草原のダンジョン


☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,少しペースダウンします。☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


10月更新分より

日、祭の二話更新を停止し、

毎日一話更新とさせていただきます。

今年いっぱいはこれで頑張ります。


少し息切れしてきました。

ご容赦ください。


hamham☆彡

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