581話 第四次カラスの名づけ
☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 登場者の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,
第四次(24羽)カラスの名づけ
「クリス、ロウイ、カラン、コエン、スイ、セン、
シクラ、メイン、マスロ、パン、ジウ、ガツ、クラ、」
「ウメ、ローズ、ポイン、セチア、プリム、リムラ、
パンジー、ジーン、クリス、ツバキ、ナズナ」
第四次カラスの名づけ--
カラスの森に飛んで、「カポネー、メイー。」呼ぶと二羽が飛んで来ます。
『ララ様お呼びですか?』
「名付けをする者達が育っていると聞いたんだけど、集めてもらえる。」
メイの顔がパッと明るく成ります、カポネが『承知致しました。』
『クックワー!』
ひと鳴きすると沢山のカラス達が飛んできて、台の上に並びます。
まるで練習していたみたいです。カポネの様子を見ると、練習していましたね。
「カポネ、こちらが男性、こちらが女性でいいね。」
『はい、宜しくお願い致します。』
「では、始めましょう。」
「我が名はルビ・ヴラド、親愛の証として名を授ける、汝の名は
「クリス、ロウイ、カラン、コエン、スイ、セン、
シクラ、メイン、マスロ、パン、ジウ、ガツ、クラ、」
「ウメ、ローズ、ポイン、セチア、プリム、リムラ、
パンジー、ジーン、クリス、ツバキ、ナズナ」
一匹ずつ頭を触り名を告げて行きます。
「今後はそれぞれ、
「クリス、ロウイ、カラン、コエン、スイ、セン、
シクラ、メイン、マスロ、パン、ジウ、ガツ、クラ、」
「ウメ、ローズ、ポイン、セチア、プリム、リムラ、
パンジー、ジーン、クリス、ツバキ、ナズナ」
と名乗るが良い」
「生涯、お前達と共に生き、お前達にとって不名誉な命令はしない。
友として一緒に歩んで欲しい。」
『『『・・・『『『カアー』』』・・・』』』
みんな一瞬ビクンとし、体が少し大きく、羽が少し白く、
グレーっぽく成った様な気がます。
目の光も強く成り、知性が高く成った様です。
感激したのか、涙をこぼしている者が居ます。
近くにより、頭に手を乗せ、少し魔力を流してあげます。
「家族を守っておくれ」
『はっ!!』顔を上げ、涙が溜まった目でララを見上げます。
ララは軽く頷きその場を離れると、カポネに
「今回は24名ですか、革鎧とゴーグル渡しておくね。」
『お預かりいたします。』
「今回のメンバーで大体揃ったのかな?」
『いえ、もう一回はご足労頂かないといけないほど、
若い者が育ってきています。』
「そうですか、大変だけど、宜しくお願いするね。」
『とんでもございません、私達を生かし、
安全なすまいと食事を頂いておりますララ様のお役に立てる事こそ、
私たちの使命、喜びです。我々をお使いください。ご命令ください。』
「わかった、わかった。
そんなにかしこまらなくても、働いてもらう時は来るよ。」
「その時までに訓練を怠らない様に頼むね。
訓練がマンネリに成らない様にアンナとも話し合ってちょうだい。」
『承知致しました。』「じゃあ、また来るよ〔テレポート〕」
里の自分の部屋に戻ります。
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