580話 ドラム缶スープの発注
ドラム缶スープの発注---
最近お弁当頼んでいなかったので、在庫が減ってきています。
サンダース料理長の所へ行ってみる事にします。〔テレポート〕
「りょうりちょー、いるぅ?」
ポークが出てきて『料理長はお肉の買い出しに行ってます。』
「私に言えば出してあげたのに、で、何が無いの?」
『はい全般的に少なくなってきています。』
「ポーク、何食べたい?」
ポークのお目目がきらりと光ります。
『それはララ様、ワイバーンは最高ですね、シーサーペントも絶品ですし、
ドラゴンのお肉は至高の一品です。』
「分った、分かった、ヌームも入れて、解体小屋に入れて置くよ。」
そう言って解体小屋に入り、台の上にたっぷりのお肉を重ねておきます。
特にシーサーペントはお頭付です。
「それからお肉の代金代わりに、これに一杯お肉たっぷりのスープ
作っておくように料理長に言っておいてね」
と言ってドラム缶程の寸胴を出します。
「急がないから、出来たらリリ姉ちゃんに言ってくれれば、取りに来るよ。」
『お肉は何が良いですか?』
「何でもいいよ、色んなお肉が入って居ると楽しいいから、
端切れをどんどん入れてくれればいいよ。
料理ちょーならきっとものすごくおいしいいスープが出来そうだし。」
「出来ればお弁当も欲しいな、パンもあると嬉しいんだけど、」
『お弁当やパンはどれくらいあればいいですか?』
「出来るだけ沢山が良いけど、一度に作るのは大変だから、
手の空いた時に少しづつ作って、このバックに入れて置いて。」
と言って、マジックバックの中を渡します。
「数は幾らでもいいし、種類も沢山あってもいいよ。」
「お弁当はやパンは、バックの中に入れて置けば冷えたり、悪く成らないからね。
期限は切らないから、今度来た時に中身だけ、受取って行くよ。」
『了解です。』
『ちょっと、ララ、あんた最近お見限りじゃない?』
ピティが話に割って入ります。また、御菓子でもと言うのでしょうか?
「そんな事ないよぉ」と言って、
お口にチョコレートを放り込んで退散します。〔テレポート〕。
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