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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
564/969

564話 クーヘンの森、ダンジョンの調査

クーヘンの森、ダンジョンの調査


「では、残りの者は一旦門前に戻ります。」

各自、転移門前に〔テレポート〕して門前に戻ります。

残ったメンバーにこれからの事を説明します。


「さて、集落跡の調査は彼らに任せるとして、

 私たちはダンジョンの調査に向います。


 蟻たちはその後、大きな動きも無く、

 監視対象ですが、それ以上の事はしません、


 しかし、ダンジョンについては、

 少々怪しいことも有りますので調査します。」


「怪しい点は若いダンジョンなのに、老獪な罠を仕掛ける事と、

 いまだにダンジョン核もボスも見つからない事ですね。

 特に罠は落とし穴に落ちると転移させられる事が有ります。」


「隠し部屋はビックスライムの体内だったり、

 魔物が妖精に化けているとかね。」


「出て来る魔物も若いダンジョンとは思えない老獪な者達が多い様です。

 何らかの意思が働いていると考えた方がいいでしょうね。」


「上空も、雲に化けている魔物が居るかもしれません、

 飛行も気を付けてください。でも、地面を歩くより、


 少し浮きながら進んだ方が良いと思いますので、

 空中を走るような感覚で進みましょう。」


「これから、皆の革鎧に転移石、転移門を仕込みます。」

一人づつ、革鎧の胸の所に触れて行きます。

米粒ほどの小さな転移石が埋め込まれ、頭を出しています。


「これに触れる必要は有りません、門前に転移。

 と念じれば、どこからでもここに来ます。

 危ないと思ったらすぐに離脱してください。」


ベリアが、

『ララ様それは私たちが長距離転移を行えると言う事ですか』


「そうだね、門前を経由して、転移門の有る所に移動できます。

 同時に転移できるのは、本人に触れている事が条件だよ。」

『それは、私と子供たちが同時に転移出来ると言う事ですか?』


「うん、それも可能。」

「じゃあ、行こうか、クーヘンの森ダンジョンへ転移」

(探査虫を使ってダンジョンの近くに転移門を作って有ります。)


『『・・『転移』・・』』ダンジョンの近くの森の中です。

到着すると直ぐに「探査魔法〔ピチョーン〕」


「周りに危害を加える者は居ません。では、少し歩きます。」

100m程森の中を進むと、岩でできた丘の様な所に出ます。


側面に空いた三角の岩の割れ目、

いかにもダンジョンですよ、と言う感じです。


次話:クーヘンの森ダンジョン一階層

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