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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
560/971

560話 ビックアントの巣と近くのダンジョン

ビックアントの巣と近くのダンジョン--560----------


(「AIマスター、ビックアントの巣と近くのダンジョンの情報頂戴。」)


《はい、ララ様、ビックアントの巣はララ様が数を削ってから、

 徐々に回復はしていますが、元通りには成っておりません、

 このペースでいけば半年くらいはかかるかと思われます》


(「特に不審な様子は無いと言う事ですね。」)

《中に探査中も入れてみましたが、特に変わった事、

 不審な物は見当たりませんでした。》


(「ダンジョンの方はどうですか?」)

《こちらも、特に異常は無いのですが、何と言いますか、


 若いダンジョンのはずで、確かに状態もその様に思うのですが、

 何か、若いダンジョンに似合わない老獪さが見受けられる事が有ります。》


(「と、言うと?」)

《はい、罠がダブルトラップに成っているとか、つまり、落とし穴の先に

 転移魔方陣が有ったり、隠し部屋の宝箱がミミック、までは分るのですが、


 隠し部屋自体がビックスライムの中だったり、

 水の妖精、に傷を治してもらったと思ったら、水魔の擬態で、

 水の回復魔法ではなく、体内に夢魔が入り込み、


 怪我が治ったと思いこませ、幽玄の世界に引きずり込まれるなどなど、

 老獪な者の意思がちらほら見えるとても厭らしい、内容に成っています。》


(「下層は?」)

《3階層なのですが、ダンジョン核もボスも見つかりません。》


(「やはり、近い内に一度潜って見ないと駄目ですね。」)

《お気を付けください。探査虫を50匹程出しますので、先行させてください。》

(「ありがと、気を付けていって来るよ。」)


次話:クーヘンの森、オーガの部落の調査

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