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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
557/967

557話 賢者一族-

賢者一族----557---


「じつは、今回のメンバーで期待しているのがもう一組、

 あそこでガンガン飲食いしている狼人の二人、ダリンとサンサです。

 もしかしたら、大化けするのではないかと思っています。」


『ふ~ん、魔力の流れがちょっと変わって居るわね、

 特に男性の方は、・・・。なる程ね、


 ほんと、大化けするかもしれないわね、先祖返りもね。

 面白い先生が居るから、ちょっと付けてみるわね。』


「オト様、嬉しそうですね。」

『それはそうよ、今までは海の底から出れなかったんですからね、

 ララがこの体を作ってくれたおかげよ、感謝しているわ。』


「いや、あの、成り行きで、何か私も載せられたような所が有りますので、

 感謝されても、困ります。これからも宜しくお願い致します。」


突然のオト様からの感謝の言葉でしどろもどろになってしまいましたが、

何とか纏めました。


ふとテーブルを見ると、ちゅー子Cが居ます。手の上に乗せて、

「どうしたの、体調は?、パパさんが出かけるので、不安なのかな?」


『ララ様、当たりです、体調は安定期に入りましたので良いです。』

「三日に一度は帰って来るから、心配ないと思うよ、

 出産のときは、呼び戻すから、安心してね。」


『有難うございます。ララ様は全部お見通しなのですね。』

「そんな事は無いよ、オト様、この子がCパパのお嫁さんです。」

『おや、まぁ、かわいい子ですね。ん?お腹が大きい?』


『はい、出産は後二週間くらい先に成ります。』

『大変な時に旦那さんが居ないのは不安かな?』


『いえ、大丈夫です。今は、実家に帰って居ますので、

 兄弟が沢山いるので寂しくはないです。』


「ちゅー子C,適当に帰って休んでね。」

『有難うございます、オト様、ララ様、

 あの人の事、宜しくお願い致します。』


「彼なら心配ないよ、きっと、素敵なパパさんに成るよ。」

『有難うございます、それでは失礼いたします。』

『ララ、あのお嫁さんも大した者ね、』


「はい、生まれる子供がどんな子が出て来るか、楽しみです。」

『良いわね、賢者一族ね。』


次話:熊さんの白色破壊光線

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