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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
543/967

543話 ウインディーネ様とレミ-

ウインディーネ様とレミ--


「お手数をお掛けしております。シオンはどうですか?」

〚流石、ララさんの推薦するだけあるわ、

 あれだけの器は600年ぶり位かしら、


 他の精霊神たちが、行きたがって仕方がないのよ。

 だから、もうしばらく返せないわよ。〛


(「おもちゃですか。」)

「お話では、期待以上ですね。本人に向上心が有るのならば、お願いします。

 向上心と言えば、レミは如何ですか?」レミに話を振ったとたん、


〚キャハハハハ!〛

〚ウィネ、ちょっと貴方はしたないわよ。〛


オト様が口元を扇で隠しながらタシナめます。

〚だってぇ、いいじゃないララさんとあなたしかいないんだから、〛


オト様が肩をすぼめます。

〚あの子はね、あのままが良いの、最高よ、最高の色物ね。

 風の精霊神シルフがね、どうしてこんな子が出来たのかって、頭抱えてたわ。


 私が絶対に、手を出さないでってシルフに頼んだら、

 あの娘、レミが膝擦りしながら、私の事拝んでくるの、

 その場に居たみんな大笑い、シルフは呆れて帰って行ったわ。〛


「あの娘風の精霊なのに、ウインディーネ様の加護も頂けそうですね。」

〚あっ、それ良いかも。今度行ったら上げちゃおー〛


「すいません、ふと嫌な予感が、するのですが・・・、

 あの考えなしが、風と水の魔力、

 魔法を使う事を考えると、ちょっと・・・」


〚そぉかぁ~。でも大丈夫よ、加護も小さなものだし、

 水に溺れない程度の物だから、気にしないで。〛


ウインディーネ様ってこんなに楽天的な方でしたっけ。

と、見ると、カクテルグラスの中身をつぃっと飲んでます。


あれ、強いお酒ですよね、

思わずオト様を見ると、一瞬、渋い顔をしました。

そうですか、これ以上余計な事は言わない方が良さそうです。


次話:修練場のメンバー交代

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