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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
525/967

525話 料理ちょーとお戯れ。

料理ちょーとお戯れ。


奥様がやって来ました。ちらりとララを見たので、目礼を返しています。

ご主人様が着席して、お祈り、食事が始まります。


食事の後、お召列車に繋がるのですが、

今日は、そちらに行かずに、料理チョーの所に行きます。


「料理チョー、お肉持って来たヨ~。」

『おおぅ、ララか、しばらく見なかったと思ったけど、背が伸びねえなぁ』

「あのね、タケノコじゃないんだからそんなに急に伸びてたまるもんですか。」


料理チョーが面白そうにララの左手を摘んで、少し引っ張ります。

「何やってんの、」

『いや~、タコの子なら手が伸びるかと思って。』


ララがにたりと笑って、

「ほれ、」

50㎝程の紐をムービングを使って料理チョーの首から背中にするりと入れて、


モゾリと動かし、

紐の端を襟から少し出して耳の後ろをサワサワとなめる様に動かします。


『うぎゃ~~、蛇、~~~!!!』料理チョーがどっかに飛んで行きました。

メアリーが『馬鹿よね、ララにかなう訳ないじゃない、』

するとピティが『あれは、久しぶりにララの顔を見たんで、嬉しかったのよ』


『ははぁ、なる程、』近くに居た給仕や料理助手が納得します。

ララは「料理チョーに、これ上げといて」

と言って、ファイヤードラゴンの片足を調理台の上に置いて行きます。


「さて、ご主人様の所に行かなくては。」


次話:-ご主人への報告

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