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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
522/970

522話 オクタの街の古着屋で宴会

オクタの街の古着屋で宴会--522--


〔テレポート〕厨房に行って、「ランダルできたぁ?」

『はい、ララ様。』そこには山盛りの唐揚げが有ります。


1/3程取り分けて、

「屋敷の皆と食べて、頂戴、余ったら眷属達に御裾分けして頂戴。」


「そうだ、サングリア出来る?」

『はい、この前の大宴会の残りが少々有ります。』


「じゃあ、それ貰っていくね。手の空いた時に作り置きして

 マジックバックに入れて置いて、きっとまた、欲しく成るからね。」

『はい、畏まりました。』ランダルの所から、古着屋に飛びます。〔テレポート〕


古着屋の一階全体に敷物が敷かれ、尻枕と座椅子が並べられています、

その前には40㎝四方の御盆がおいて有り、

中にはお皿代わりのココナッツの殻とホークが置いて有ります。


中央の台に唐揚げのお皿4っつを置き、

「みんな、隣から料理を運ぶから手伝ってちょうだい。」

と言って、みんなを連れて、熊食堂に行きます。


「とーちゃん、りょーりもらいに来たよぉ!」

『おーう、そのテーブルの上に有るの全部持って行け、次々作るぞ。』

「はーい。」皆で手分けして料理を運びます。


果実水とエールのサーバーも用意してくれていたみたいです。

これは私が運びます。〔ムービング〕。


子供の容姿のララの後ろからでっかいビールサーバーが

ふわりふわりと付いて行く様は何とも、人目を引きます。


料理の横にサーバーを置いて、銘銘めいめいが好きな飲み物をコップに注いでいます。

「みんな、用意できたぁ?」

『『・・・『はーい』・・・』』


「じゃあ、古着屋の今後の繁栄を願って、乾杯!」

みんな、まずは唐揚げに行きます。口に入れてひと噛みした途端固まってます。


ドラゴンとシーサーペントの唐揚げなんか、

王様でも一生のうちに何回食べられるか分からない程の珍味ですからね。


ダリンが、口をもごもごさせながら口を指さし、

私に向って何か言おうとしています。


「食べてからしゃべりな。」

『無理です、すぐに口の中がふさがります。』

食べるのを止める気は無い様です。騒がしくも楽しい時間は過ぎて行きます。


3時間ほどでお開きにして、空になったサーバー二つ、熊とーちゃんに返します。

お皿は隠し里の厨房で洗って来てあります。


唐揚げは確保して置いた分を二つダリンとサンサのご両親に

皆が居ない時の生活費、小金貨一枚も付けて御土産にして、

ペンタの街に帰る子に御土産を持たせ、ご両親の家の前まで送って、行きます。


「予定は10日後だけど、お店の工事が遅れたら長引くかもしれない、

ハミルおじさんから連絡が来たら、サンサが帰ったら伝えると言っておいて、

2、3日に一度は此方に様子を見に来るからね。」


サンサの兄のマッケンに伝えておきます。

マッケンが、御土産と大きなバックを持って、

<今日はありがとうございました。お店が出来るのを楽しみにしています。>


礼をして別れます。〔テレポート〕隠れ里の自分の部屋に飛びます。


次話:ルビちゃんの緊急対応

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