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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
520/969

520話 農場の里、訓練の里作り

農場の里、訓練の里作り----------


(AIマスター、ココナッツの殻、お皿や器にするから欲しい。

ココナッツの実、そのまんまも欲しい。両方50個位頂戴。

ジュースと、ココナッツを取り出して、乾燥させれば、色々使えるしね。)


《承知致しました。》

(それから、農場の里と訓練場の里だけど、

 訓練の里は土を入れたから、仕上げをお願い)


《ララ様、土は圧縮しながら入れないと、後が大変です。

 地割れや落とし穴が出来てしまします、

 里は大きいので、はまると洒落に成らないですよ。》


(げっ。いったん出した方がいい?)

《いいえ、凝固剤を沢山打ち込んで、固めていきます。》


《少しお時間が掛かります、

 一週間ほどで何とかなると思いますので、ご了解下さい。》


(ああ、御願いね。後、農場の里なんだけど、

 土を持ってきて入れようと思ったんだけど、私じゃあ、無理かな?)

《そんな事は無いですよ。》


(じゃあ、何処の土をどれ位居れるか教えて頂戴。)

《ご案内致します。座標を転送致しますので、転移してください。》

(うん、分かった〔テレポート〕)高さ1000m程の山の上に着きました。


《この山丸ごといっぺんに、入れましょう。》

(待った、この山一度にはムリムリ、私の魔力持たない。)


《大丈夫です、お手伝い致しますので、やってみましょう。

 取りあえず、杭を用意しましたので打ち込みます。》

”ドン!”ミサイルの様に600本の杭が宙を舞い、地面に突き刺さります。


《では、ララ様、魔力をお願い致します。》

ミスリル線の両端を持って、魔力を注ぎます。

(あれ、私の魔力だけじゃない、)


とても気持ちのいい魔力がどんどん沸いて来ます。

私の魔力と混じって地面に吸込まれていきます。地下200m位入った様です。


《では、ララ様、移動します。》

(よっし!、入れ)”ズドドーン”

 おー、更地に成りました、)


(そうですか、山を持って来れば埋めなくても良いですし、

 さら地に成れば使い道が有りますしね。

 う~ん、後は、湖の底の土でも持って来るのですか?)


《そうですね、畑ですから、土を入れ終わってから、

 魔力抜き、と酸素抜き、まぁ消毒をしたいと思います。》


(じゃあ、何処の土持って来るか教えて頂戴。)

《その前に少し地ならし、します。》


巨大なゴーレムが立ち上がり、

トンボみたいな物(虫じゃないよ、地ならし道具だよ)持って、

山を崩してます。ここは任せます。


《湖の底の土が理想的ですが、生態系に悪い影響が出そうなので、

 3~4か所の湿地帯の土を持って来たいと思います。

 では、座標を転送致します。〔テレポート〕》


広大な湿地帯の上です《ここの一割程の土を貰いましょう》

先ほどの杭を打ち込み、魔力を注ぎます。


今回は地下10m程で止めて、「入れ」

違う湿地帯に移動して同じことを4回ほど繰り返します。


(これで、水分が地下へ染み込んで、表面が落ち着けば、出来上がりですね。)

《その前に消毒もしますので、

 畑として使える様に成るのは一週間後とお考え下さい。》


(わかった、あとは任せるね。)

《助かりました、有難うございます。》


サンサの所によって、ココナツの実を出して、

割り方、中身の出し方、ココナッツを乾燥させる様に言って〔テレポート〕


次話:ヌーム狩りとポーション作り

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