メディションルームの検証 1
メディションルームの検証 1-------------
さて、次はメディションルームです。
生き物も入り、時間経過が有る異空間部屋ですね。
使ったことないけど、発動出来るかな?
「ん~ん!。出来た」
空間の割れ目みたいなのが目の前に出来ました。
「AIマスター魚とカニ持ってきて。」
受取って魚の水槽を持った手だけ入れてみると、重力が有るみたいなので、
ゆっくり下におろしていくと、地面と同じ高さで止まった。
カニもその横に置いた。高さは地面と同じね。
「グラン、時計持ってる?。」
《有りますが、壊さないでください。》
「保証は出来ないけど、まぁ大丈夫でしょう」
グランが嫌な顔をしましたが無視しましょう。
時計を受け取ってカニを入れた容器の横に置きます。
「今の時間を記録しておいて。」
カニを取り出します。「生きてますね」
魚を取り出します。「生きてますね」魚の水槽をルームに戻します。
生き物は入る事が証明されました。
中の状態を確認したいので、だれを入れようかなと思ったら、
みんな私の顔を見ているよ。
判りましたよ、私が入りますよ。でも、あんたらロボットでしょうに・・・。
「入りますので、手を持って下さい。」と言って手を差し出したら、グランが
《私が入ります》だって、少し感動しました。
少し考えてから、
「グラン、この中の環境を確認出来るロボットか、センサーを持ってきてよ。」
《私にも出来ますが?》だって、
心情的によろしくないのだよ、それくらいわかってよ。
「いや、持ってきて。」
《判りました。》
一分もしないうちに帰ってきました、
執事服を着た5歳くらいの男の子の手を引いて。
思わず、地面に両手をついて、仕舞いました。
「私が入ります。私の手を持って下さい。」
グランが〈????〉の表情を浮かべて。
《これではいけませんか?》
思いっきりにらんで、
「命令です!!!」
何か有ってもすぐ戻れるように、グランの手をつかんで、
メディションルームに顔を入れて見ます。
少し息を吸い込んで、顔を戻します。そこで、検証。
「呼吸には問題無い様子。明るい空間ですが、光源や広さは不明と。」
執事BOYの手をつかんで、「一緒に行きましょう。」
と言ってメディションルームに入りました。
執事BOYの片手が外に出ています。グランがつかんでいる様です。
「個々の広さ判る?」
『64㎥位、一辺4mのサイコロ状空間です。』
「空気の残量は入った時と変化は?」
『空気の料、成分に変化は有りません。
どこかの空間につながっているのでしょうか?』
「取りあえず問題は無いと、空間を広げる事が出来るか、確認してみます。」
空間を小下左右に魔力で押して、広げるイメージを送ります。
『一辺5mに成りました。』
「一辺10mまで広げてみるね。ん~~ん!」
「これ以上無理、ねぇ、どれくらいに成った?」
『一辺8mです。』
「3mの時は感じなかったけど、8mに成ると、
維持にかなり魔力を持っていかれる。」
「一旦外に出るね。」蟹の横に置いた時計を持って外に出ます。
外に出るとグランが心配そうな顔をしています。
あなた執事BOYとつながって、意識の共有しているでしょう、芸が細かい。
「外に出ても魔力持っていかれるわ。魔力が切れたら空間がしぼんで、
入らない物は呼び出すと考えた方がいいですね。」
「まず、時計を取り出して」
グランに渡して、
「時間はどうですか、空間の中と時差は有りましたか?」
《誤差は有りません。》
「もう少し、長い時間の検証をしたいから、時計を一日位貸して置いて。」
《承知致しました。》
魚の水槽の横に置きます。
後、検証はもう一点。
「執事BOYと中に入ります。」
手を取ってメディションルームの中に入りました。
「さて、どうなりますか」
空間を閉じました。執事BOYが驚いています。
「閉じた中から空間を開けて元の所に戻れるかどうか?」
元の場所をイメージして。
「OPEN」
外に出ると。グランが驚いた顔をしています。
「グラン、さっき入ってから時間経過はどれくらいですか?」
《一分も経っておりません》
また、ルームの中に入ります。
「空間を閉じて。今度は違う場所をイメージして、開いてみます。」
自分の部屋をイメージして。
「OPEN」
顔を出してみると、自分の部屋です。
「グラン居る?」
《ここに!》
「ほんとに居たよ、ここは研究所の私の部屋で間違いないよね。」
《間違いありませんが・・・》
無視してメディションルームに戻り、空間を閉じます。
再度川のそばをイメージして空間を開きます。外に出てみると。
グランが、一緒に立っています。
「やったー!!!。転移が可能だ!!!」
皆で研究所に帰る事にしました。
メディションルームから出た瞬間、
グランが二人見えた気がしたが、気のせいでしょう。
「AIマスター、執事BOYだけど、
ここにいる時は指示がない限り、傍に居る様にして。」
可愛い子は傍に置きたいのです♥。
少し疲れたのでお茶にします。
「BOY、カップに入れた熱いお茶と懐中時計を二つづつ用意して。」
『かしこまりました、ご主人様』
「お!!、なんかイメージが違う・・・。呼び名もBOYじゃ何か変・・・」
「君の名前を付けます。これから君をセバスと呼びます。」
「それから、言葉遣いも少しかえます。了解の返事は、
(畏まりました、)では無く (はい) と言ってください。」
「私の呼び名もご主人様では無く、ルビ様にしてください。」
「AIマスターも私はルビ様と呼んでください。」
《『かしこまりました!』》
はもったよ~~!
持ってきてもらったお茶と時計を一つずつ
マジックBOXとメディションルームに入れました。
「セバス、今の時間を記録して。」
『はい、ルビ様』
「ん~~。何かいい。癖に成りそ~~♥。」
次話:メディションルームの検証 2




