519話 宴会料理の注文
宴会料理の注文----
ララは熊食堂に行って、「熊と~~ちゃん、居るぅ!」
<おーーう昼も終わって落ち着いたとこだ。>
「あのさぁ古着屋に新しい子達、
今度ペンタの街に支店出すのに雇った子達が研修に来てるんだ、
それで、これから、10日から2週間くらい此処で、
交代に食事に来るから、御願いね。それから、今夜、ここ貸し切れる?」
<晩飯食いに来てるやつも多いからなぁ。22時以降なら、
いいけど、それじゃあ遅いべ。
おまえ、隣なんだから、料理、運べばいいんじゃないか?
飲みののなら、お前魔法が使えるから、冷やして置けるし。ん?>
「あははは、やっぱりそうなるかぁ。」
「うん、じゃあ、今夜20時から、隣で宴会遣るから、飲み物もお願いね。」
小金貨3枚置いて、
「予算はこれ位でお願い。残ったら、いつもの食事代ね。」
<おお、任せとけ。>
古着屋に戻ると、衣類の整理を行ってます。
これだけ居ると、はかどりますね、衣類の山がどんどん小さくなります。
「みんな、聞いて、今夜20時から、此処で宴会、歓迎会をやるよ、
20時のなったら隣から食べ物と飲み物運んで、来るからね。」
モリエールがちょっと思案中です。
「モリエール、大丈夫、
出来た物はマジックバックに台ごと入れて置けばいいよ。」
『はい、ララ様、あの、椅子とテーブルが、』
「シートを引いて、座ればいいよ、足が痛ければ、
座椅子かお尻枕を用意するよ。」
(AIマスター、20個づつ用意しておいて。)
「じゃあ、時間になったら来るから、用意しておいてね。
ダリン、さっさと宿を決めておいで、無くなったら、外で野宿だよ。」
『やべ、ちょっと行ってくらぁ、サンサ、金。』
小金貨一枚を渡されます。『これ、たんなくねぇ?』
サンサが『あんた入れて10人だろぅ、一晩泊まるだだと10人で銀貨1枚。
10日で小金貨1枚。問題無いね。嫌なら、外にテントでも張るかい?』
ダリンがあわてて、『さすがにテントはないわ。』
『あんたらの酒代は出さないよ。
飲み過ぎて遅刻した場合はララ様に報告するからね。』
サンサもなかなか厳しい様です。
ダリンが口をとがらせ、”ちぇ”とでも言いたそうな顔をして出て行きます。
ララは隠れ里に飛びます。〔テレポート〕
屋敷の厨房に行って、「ランダル居るぅ?」
『あ、ララ様。お呼びですか?』
「今夜、オクタの街の古着屋で宴会をやるんだ、
それで、唐揚げ作って欲しいんだけど、なにの肉が良いんだろ。」
『ララ様、唐揚げなら何の肉でも美味しいですけど、
今お持ちの中で一番沢山あるのは何ですか?』
「ファイヤードラゴンとシーサーペントだけど、
シーサーペントの方が多いかな、」
『それでは両方の肉を使って、二種類作りましょう。』
「ねぇ、マジックポバックにドラゴンとシーサーペント、
グリフォンとワイバーンとユニコーン、
20匹ずつ入れたの渡しておくから、暇を見て、解体しておきなよ。」
『し、承知致しました。』
「解体場もそれに合わせて作るようにクヌギに言っておいて。」
『はい、有難うございます。』
バックを渡して、今夜20時頃取りに来るから、宜しくね。
『はい、承知致しました。』
次話:農場の里、訓練の里作り




