511話 オーガの婦人部隊-
オーガの婦人部隊---
(この世界で銃は駄目なんだよね。)
《はい、この世界は魔物や多種多様な者達が生息している為、
銃などの様な強力な武器が持込まれた場合、
種の絶滅が懸念されますので禁忌に成ります。
基本は、この世界の文明で作れるものが基本と成ります。》
(じゃあ、火薬は良いんだね。)
《グッ。》
(銃に似たものは作らないよ。花火もいいねぇ。
硝酸カリウム75t、硫黄10t、カーボン15t用意して。
出来るだけ不純物を含まない様にね。)
《そんなに大量に、如何されるのですか?》
「弓矢の先に付けたり、槍の先に仕込むだけだよ。」
《・・・・》
(黒色火薬をコーニング、整形して、鏃に仕込む、着火は魔石でね。)
(弓だけど、アーチェリーの弓と矢を参考に造って頂戴。
勿論、グラスファイバーやカーボンは使わなくていいよ、
スタビライザーやサイト、クリッカーは必要。)
(オーガの女性が使う条件で、強弓も揃えて。
コンパウンドボウで最強弓も試作して欲しいな。)
(あと、隠密性を高めた弓、ストリングがリムをたたかない、物も作って。
ボーガンも良いね。狙撃用だから、連射は気に気にしなくていい。)
(もう一種類、弓とボーガンを合わせた良いとこ取り、弓に矢をつがえ、
ストリングを引いて、ねらいを定めるためにその状態を保持する。
これは思いの他疲れて、腕の震えが弓のぶれと成り、命中精度が落ちる。
これを防ぐため、弓にストリングを引いて、保持し、
銃の様に打てるボウガンの様な機能、を弓に付ける。試作してみて。」
《面白そうですね。やってみます。》
訓練の里が出来たら、オーガの女性陣に試してもらい、
各々の適性に合わせた弓を与えたいと思っています。
沢山作ってね。《承知致しました。》
次話:農家の里と訓練の里作り




