510話 農家の里・訓練の里・救急施設の構想
農家の里・訓練の里・救急施設の構想------
「訓練の為の空間を賢者の石で作りたいんだけど、
どれ位の強度が必要なのか分からないなぁ。」
(AIマスター、新しい里を作りたい、
芋やコメを作る”農家の里”
戦闘訓練に使う”訓練の里”。
農家の里は強度はそんなに強くなくてもいいけど、
大きさは他より大きく、半径2000m位。
4分割して作物の種類を変える。当面は芋ね。
訓練の里は、強度を上げる分少し小さめ、
半径1000m位周辺を岩で囲って、
オーガレベルのキャン砲でも訓練の里が壊れない様にする。
それでももしもの事が有るから、強度は最高レベルで作りたい。
出来あがるまでどれ位、掛かるか、計算して欲しい。
それと、王都分邸の地下に作った救急施設。
今の人員は賄えないから、増設か、転移か、場所を分けるか、
一か所でまとめるか、検討して欲しい。
う~ん、門前も検討して。そこなら眷属以外も治療できるからね。
地下も地上も使っていいよ。周りは大き目の木が植えて、
歩行訓練用の緑が多い、大き目の庭が有るといいかな。
門前の避難施設だけど、グラド本邸に模した建物が欲しい。
眷属以外を入れる事が有るかもしれない。
門と阿行、吽行は眷属以外が来た時は魔法で見えなくした方がいいかも。)
《ララ様、やはり、緊急施設は眷属とそれ以外を分けるのは如何でしょう。
門前は里への最後の砦で有り、
出来る限り不安要因は避けた方が宜しいかと思います。》
(そうだね、門前には緊急施設じゃなくて、
チェック機能や迎撃のシステム、を追加しましょう。)
ララが里石(賢者の石)を二つ取り出し。
(此れに眷属用とそれ以外の者達の緊急施設と公園を作って頂戴。)
(この二つの中には関係1000mの異空間が入ってます。)
(AIマスター、忙しければ、
各種作業特化したシステムの拡張をしては良いのではないですか?)
(AIの独り言:《簡単に言いますけどねぇ・・・》)
次話:オーガの婦人部隊---弓の種類をそろえる。




