おはよう
おはよう-----------------
朝、目が覚めた、何かすっきりしている。
昨日、ギンの所で大泣きしてしまった事と、
ギンが向こうの世界から見守って暮れている大切な人で有る事を
思い出した事は覚えている。
「ま、いいか、忘れてしまった方が良い事も有るからナ。」
今日の朝ごはんは
パンケーキ!!メープルとバターがたっぷりの大好きメニュー。
「力が出るな~!!。これ嫌いな人、死刑だよね~。」
食事を終えてお茶を飲んでいる時、ふとあの森の事が気に成った。
「グラン、あの森、私が再生した森の特性を教えて。」
《はい、マスターから連絡が有るまで、存在が確認できていなかった森です。》
《精霊、妖精、など世界樹が中心となった者たちが沢山居ます。
凶悪、異形の魔物は居ません。》
「う~~ん、神域に近い所かもしれない。」
「一番近い中継点が私が救助された時に通った中継点ですか?」
《はい、そうです》
「そこのと中継点と森を示した地図を見せてください。」
「う~~ん、周りは真っ平ですか、山、丘陵、泉等無いですか?」
《ありません、草原です。》
「どうしょう~。ほんの小さな確率だけど、
予想が当たると大変な事に成るなぁ~・・・。」
「やっぱり、絶対の安全が欲しい」
「今日出るのは止めます。明日、早朝の出発とします。
今日、昼からは訓練をせずに、体を休める様に。」
「全員に伝えて」
「グラン、私の転生や殺害に関して神かそれに近い存在が
関わっている可能性が否定できません。」
「これにより、既存の転移方法では魔力の流れ
などから感知される恐れが有ります。」
「もし、世界樹の森の存在が感知された場合、
森が破壊される可能性が有ります。」
「今、私のスキルの中今までと違う転移が出来る可能性の有る
スキルが有ります。それを今日試します。」
《承知致しました。》
次話:メディションルームの検証 1




