507話 基礎はAIマスターで。
基礎はAIマスターで。----
(AIマスター、ペンタの街に古着屋作るので、中古商店二つ買って、
立て直そうと思うんだ、それで、今の古い店舗を取っ払って、
地下に浄化装置と基礎うちまでやってくれる、
上物はこっちの業者に頼むから、基礎作って、それに合わせた三階建ての
図面引いてちょうだい。内容は、さっきハミルに話したから判ってるね。
二階は男子禁制。女性専用の下着や、ゆくゆくは衛生品も扱う様にするけど、
今は簡単な仕切りでいいよ。従業員も増えるから、三階は2人部屋がメインで
設計して頂戴。)《承知致しました。》
ハミルの店の前に到着です。「こんにちわー。ご主人居ますかー。」
<おや、ララ様、いかがいたしました。>
「さっき熊親方に材木届けたから、後から様子を見に行って頂戴な。
それから、知り合いに相談したら、基礎打ちと図面引きを
やってくれるそうだから、出来あがったら、図面持ってくるね。」
ハミルが
<ちょ、ちょっと、お待ちください。え~と、今ある二軒の店の解体と
新しく建てる店の設計図と基礎打ちはララ様が行うと言う事でしょうか。>
「うん、それで間違いないよ。それから、熊親方から丸太の代金を受け取ったら、
サンサに渡して頂戴。」
<丸太って、ララ様、何をなさったんですか?>
「森から木を20本ばかり切って、持って行ったんだよ。」
ハミルの手からパイプが落ちました。
パイプの火が付いている中身がこぼれたので、慌てて、拾います。
<あっつっつつ>ハミルが肩で息をしています。
<と、とにかく、製材所に行って来ます。>
ララが手を振って見送ります。
(「さて、明後日にはメイドにもどらないといけないから、
自由時間は明日だけね。う~んやっぱり、
ダリンとサンサの仕入れを手伝いますかぁ。」)
〔テレポート〕隠れ里の自分の部屋に飛びます。
次話:ペンタ支店の従業員選び




