498話 熊食堂でで兎100匹
熊食堂でで兎100匹-------
「熊とーちゃん!ご飯、と冷たい果実水ちょうだぁい。」
<おー!、果実水は自分で冷たくしていきな。>
ダリンと、サンサが『あたしらも、冷たいエールちょうだぁい』
ララが横目でにらみます。
「あたしにやれって事ね。」
『『・・・・・』』二人とも無言でニコニコしています。
「かーちゃん、このタンクごと冷やしていい?」
<お願いね。>
「こらから頼むエールはつめたいよぉ。」
彼方此方から”おー”と言う歓声と
慌てて飲んで”お代わり”と言う声が聞こえます。
「ダリン、これからオクタの街に行くんだから、一杯だけだよ。」
『へ~~い』しょうがねえかと頭を搔いています。
美味しいご飯をたくさん食べて、帰り際に、
父ちゃん、ウサギが沢山入ったから、置いてくね。
<すまねえな、そっちの解体台に頼むわ、>
「今回のは解体済みだから、楽だよ。」
<解体済はありがてえな、少し多めにおいてってくれ。>
100匹程山盛りにして、起きます。
「ごちそうさま~」玄関のドアを開けた所で、
<な、なんだこりゃー!>
何か叫び声がしましたが無視して古着屋に帰ります。
二階の食堂でお茶をしてから、オクタの街に行くことにします。
次話:ゴム編み相談




