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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
480/971

480話 オーガ、グリ族の救助

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 魔法の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


機関銃!〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕・・・・・〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕。

    ライトアローの連続発射。


散弾銃!〔ラ散Ten〕・・・〔ラ散Ten〕

     ライトアローを散弾の様に一度に10発撃を連続発射。


〔サンクチュアリ〕広範囲治療魔法。

         指定範囲内の者の傷を回復。膨大な魔力消費。

         込める魔力により、範囲と治癒レベルが変わる。



オーガ、グリ族の救助----


「カポネ、ビッグアントの巣は見つかった?」

(『見つけましたが、何か様子が変です。別動隊が居る様です。

 違う所の魔物を狙っているのかもしれません。』)


「いやな予感がします。ビックアントの進んでいる先には何が有りますか?」

(『ララ様、もう一つのオーガの集落です。』)

ララが弾けるようjに立ち上がります。「接触までどれ位?」


(『後1000m程、5分程度です。』)

「狼、カラス、戦闘開始準備、飛ぶよ。」


「レドル、レドラ、戻って。」

二人が急いで戻ります。


ララの部屋玉に入れて〔テレポート〕集落の上空に付きます。

狼とカラスも到着です。


「レドル、今、集落の上だけど、出すよ、落ちない様に支えるから大丈夫、

 大きな声で、”ビックアントが来る、逃げろ”と言ってちょうだい。」



”ゴクリ”ゴクリと唾をのむ音がします。

『逃げろー!ビックアントだー!』

何事だと、何人か小屋から飛び出し、レドルを指さします。


レドルもビックアントの方を指さし、

『逃げろー!』叫びますが、指さした方を見ません。


ビックアントが飛び出し、男を咥えます。一瞬で絶命。

蟻が居る方に向って〔麻酔〕他の方向からも蟻が飛び出します。


「戦闘開始!」

カラスと狼が〔ライトアロー〕を打ちますが、威力が低いと弾かれます。


「〔ライトアロー〕の威力を揚げて!〔キャン砲〕解禁!!」

カラス達は〔キャン砲〕に切り替えた様です。


地上に〔テレポート〕レドル、レドラをを出します。

「早く非難させて」と言うと空中に上がって、


機関銃!〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕・・・・・〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕。

散弾銃!〔ラ散Ten〕・・・〔ラ散Ten〕アリたちが散らばり、

村の四方八方から侵入してきます。


〔バリアー〕〔〔麻酔〕〕村全体を覆う様にして、バリアーを張り、

中の者を全て眠らせ、蟻だけを殲滅します。


少し広めに張ったので、中に結構蟻達が入り込んでいましたが、

何とかオーガの犠牲をくい止める事が出来ました。

〔麻酔解除〕目覚めた狼達が首を振って居ます。


家の中を狼達の調べさせ、ケガをしている者にはハイヒールを行い、

重症者は麻酔をかけて。テント村に送ります。


しかし、バリアーが丈夫でも、蟻に集られて、

がりがりとやられているのを見るのは気持ちが良い物では有りません。

みんな、真ん中に固まって居ます。


族長にここに居る者達を避難させる事をレドルに通訳してもらい、了承を貰います。

魔力探査、〔ピチョーン〕まだ、家(小屋)中に何人かいる様です。

族長に言って連れ出してもらいます。


レドルに大きな声で『全員避難する!出てこない者は蟻の餌に成るぞ!』

と言わせると、残りの者が出て来ました。

転移門でショートカットして、テント村の横に出ます。


レドルとレドラに後を任せて、戦闘中の村に戻り、

カラスと狼が戦っている所に飛びます。


「全員上空退避」

蟻が酸を吐き、狼の何頭かやられた様です。カラスにも被害が出ています。


全員を〔バリアー〕で囲って〔サンクチュアリ〕

バリアーの中を治療魔法で満たします。全員回復。


蟻たちに向って、広範囲に〔麻酔〕。

範囲を変えて〔麻酔〕〔麻酔〕〔麻酔〕


集落から1Km位の所まで蟻の行列を眠らせましたが、

残りは撤退する様なのでカラスに後を付けさせ、

蟻に止めを刺しながら、死体を回収します。


(AIマスター、この騒ぎは一体どういう事だかわかります?

 スタンビートにしては蟻しか出てきません。)


(オーガだけを狙った事も理解できません。

 影で何かが動いて居る気配は有りますか?)


《蟻の巣の近くに中くらいの大きさのダンジョンが有りますが、

 そこが関係しているかは不明です。

 現状では分からないとしか言いようが有りません。》


(探査虫をダンジョン、蟻の巣、森の中、出来るだけ沢山放ってください。

 今回の様に次は蟻が人間を襲ったら堪りません。今回の蟻の巣は

 こちらのオーガの対応が落ち着き次第、討伐します。)


(そちらでも特に蟻の動向に注してください。)

《承知致しました。》


こちらの村の外れの大きな木の5m程の所に扉魔石を埋め込みます。

狩りに出ているオーガが居るかどうか、族長に確認しなければ成りませんし、

被害状況を整理しなければ成りません.。


レド族の所に残してきた者達も含め全員撤収します。

カラスもオーガも狼もベリアも全員”ララの部屋玉”に入れて、

隠れ里の狼広場に移動。


シオンとオーガ以外の者たちを降ろして、オーガの里に飛びます。


次話:オーガの眷属化

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