478話 オーガ族の里へ
オーガ族の里へ-----
村の外側の大きな木の所に全員で移動し、
その木の高さ5m位の所に扉魔石を埋め込みます。
「全員、これから安全な地に移動しますが、
ここ、この木の所が村へ移動した時に出る所に成ります。
「必要な物はこれから行くところでも揃いますが、
大切な物は持って来なさい。全員が揃いましたら出発します。」
族長が心配心配そうに尋ねます。
『ララ様、何日位移動するのですか?』
「心配しなくて大丈夫だよ、
私の力で、一瞬で着くから、歩く必要もないよ。」
族長がびっくりした顔をしています。しかし、不安そうです。
理解は出来ないでしょうね。仕方ありません。
少しすると、全員が揃った様です。
「それでは移動します。」扉魔石に向って
「生体認証、転入」玄関石に入ります。みんな驚いています。
『ララ様、此処ですか?』「違うよ、あそこの門をくぐるんだよ。」
門の前に身長が5m程もあるオーガ、いや赤鬼と青鬼ですね。が立ってます。
『ララ様、あの者は達は・・・』
「あれは門番だよ。大丈夫、私たちは通してもらえるよ。」
ララが、手を上げて「ご苦労さん」と言うと、胸に片手を当てて、最敬礼です。
横にどけると、扉石が光り、全員ララの隠れ里のオーガの門に到着です。
門をくぐって、柱の扉魔石の前に行き「生体認証、転入」
オーガの里に着きました。そこにドドルとドドリが立っています。
『ララ様、お帰りなさいませ。』
「これから宜しく頼むよ、族長、此処がオーガの里、みんなの家が有る所だよ。
そして、此処に居るのがドドルとドドリ夫婦。」
「この二人はここの施設を使うに当たっての君たちの案内人で有るのと、
魔力や新しく私が与えた能力の引き出し方を教える師匠に成ります。
施設の事での不都合も言ってね。私は一旦、戻るから、後は宜しく。」
そう言うと扉魔石に向って「転出」狼達と狼広場に戻ります。
パニエルやカポネと、宴会の話をしていると、
AIマスターから緊急連絡です。
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