表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
456/970

455話 ラグジュとの打ち合わせ

ラグジュとの打ち合わせ-----


今日も一日疲れました。部屋に戻ります。

でももう少し。「ラグジュ居る?」『はい、こちらに』


「賢者の石の中の世界だけど、時間の壁は越えられるの?」

『どういう事でしょう?』


「私は将来、元居た時空間に戻らなければ成りません。

 おそらく、此処の時間から一年以上先の世界だと思います。

 この時、マジックBOXの中身は一緒に越える事が出来る事は分ってます。」


「賢者の石をマジックBOXに入れて未来に行ったとき、

 賢者の石の世界とこっちの時間の世界は移動で繋げれるの」


『マジックBOXの中が異空間ですから、それが継承されたと言う事は、

 未来の時間の世界と今の時間の世界は共に

 異空間であると考える事が出来ます。』


『また、マジックBOXに入れた賢者の石、異空間と今の世界がつながると言う事は

 未来の時間の異空間と今の時間の異空間は繋がる事が出来ると考えられます。』


『ただ、時間と言う、経験の無い狭間を通る事が出来るのかが、

 不明の為確定できません。』


「魔国と此方の経過時間が少しずれている事は知っているよね」

 ラグジュが『あっ、そうですね。・・・。』


『しかし、魔国は閉鎖空間で有り、行き来に時間が掛かる為、

 お互い時間は少しずれていますが、数時間程度では

 干渉し合う事は無いので、問題が無いと思います。』


『しかし、同じ世界が未来と過去を行き来できると言う事は、

 遅い方の時間の歴史を変える事が可能と成ります。』


『そうなると、遅い方の時間の世界の未来が変わり、

 同じ未来には成らないと思います。』


『つまり、出来たとしてもやらない方が良い、

 下手をすると次元の狭間を漂う事に成りかねません。』


「なる程ね、分かった。”ララの隠れ里”は安全な所に置く事にするよ。

 ラグジュ、あんたの部屋玉はどうする?」


「この時間の他の世界と繋がっていないなら、私のマジックBOXでいいけど、

 もし、繋がっているのなら。”ララの世界玉”に入れておくよ。」


『私は、ララ様と共に有りたいので、ララ様のマジックBOXに入れてください。

 他の出入り口は閉じておきます。』


「閉じる必要は無いよ、そうなった時は使わなければいいんだからね。」

『解りました、その様に致します。』


(「”ララの隠れ里”はオト様に預ける事に致しましょう。」)

と言う事で今日はもう寝ましょうね。


〔クリーン〕〔クリーン〕お着換えして歯磨き、洗顔。髪をまとめて、

おやすみなさい。


料理チョーとの雑談-------8:00)--


『おはようございま~す。ララ様8時で~す。』

ちゅー子Cのモーニングコールです。


「おはよ~~~。」少しもにょもにょしましたが。さっさと起きます。

久しぶりに早めに寝たので、今朝は元気です。


支度をして、食堂に行きます。「料理チョー、おはよー。」

『おう、朝から元気だね、』

「料理長もね、所で。この前頼んだお弁当、出来てる?」


『おう。これな。』

と言って、棚からマジックポシェットを取って、ララに渡します。


「ありがと~。何か要る物のある?」

『今度引っ越し後のパーティが有るから、肉類は大目に欲しいかな、』


「今、手持ちで渡せる肉は、ファイヤードラゴン、ワイバーン、

 グリフォン、 シーサーペント、ユニコーン、オーク、

 角うさぎ、ピラーニャかな、何がいい?」


『お、おまえ、何処に行って狩ったんだそれ、』

「ファイヤードラゴンは人類を滅ぼすなんて、

 悪だくみをしていたので、寝込みを襲って狩ったし、


 ワイバーン、グリフォンは喧嘩ばかりして、

 不毛の地をたくさん作ったから、眠らせて両成敗。」


「肉も良いけど、ピラーニャを三枚におろしてフライにして、

 タルタルソースで食べると最高だよ。」

『フライ?タルタルソース?それ教えろ。』


「良いけど、今日は忙しいから、また今度ね。

 で、肉は何を置いて行く?」


『まぁ、無難なのはワイバーンとユニコーンだな。』

「無難ですか?どっちも希少ですねど、」


『ファイヤードラゴンよりましだろう。』

「いや~ぁ、ドラゴンの頭の丸焼きなんて、

 インパクトがあって、面白いんじゃない。」


『そんなもん何処で焼くんじゃい、窯が融けるわ』

「焼いてあげようか、」


『要らん、そんなもん見たら食欲落ちるわ。』

「ちぇっ。面白いと思ったのにぃ」


『まったく危なくてしょうがないぜょ。』

「解体場にワイバーンとユニコーン置いとくよ、」

一体ずつ置いておきます。


朝食はお肉と野菜のスープ、パン。デザートは果物でした。

「ごちそうさまでした。」

9:30に成ったのでキロの街に飛びます。〔テレポート〕


次話:カイルス教会

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ