441話 古着屋メンバーのお帰り
古着屋メンバーのお帰り------------
分邸に行くと、古着屋の皆は食事を終えてお茶をしています。
「買い物はおわたぁ?」
『あ、ララ様。』マミーが最初に気が付きます。
『はい、』と言って、モリエールが熊ポシエットをポンと叩きます。
「美味しい物も沢山食べたぁ」と聞くと
デルシーが『はい!』と言ってお腹をポンとたたきます。
みんなの笑いが取れました。
「お茶したら、13:00頃帰ろうか。」
『『<<は~~い。>>』』
ゆったりとお茶をしていると、ケティがするするとやってきて、
『ララ様、御菓子なんぞ御創りに成られては如何でしょう・・・?』
まだまだやる事が有るので、やんわりと断ります。
「引っ越しが終わったら考えようか。」
『はい、楽しみにしております。』
(あれ?何か、引っ越しが終わったら作る事に成ってない?
釘刺しておかなきゃ。)
「引っ越しが終わって、落ち着いたら、みんなで考えましょう。」
『は~い。』(ふむ、これで良し。)とやり取りしていると、
<ララ様、用意出来ました。>「じゃあ、行こうか。」
”ララの部屋玉”を出して、みんなを入れます。〔テレポート〕
古着屋に到着です。
「ダリン、サンサ、今回の仕入れ分が売れたら、
ペンタの街の古着屋支店を開店させる準備をするよ。
エスメとラルダも気合入れてね。」4人の背筋が伸びます。
『『<<はい、宜しくお願いします。>>』』
少し気合が入った様です。
「じゃあ、私は用事があるから、出かけるね。
呼ぶときは、狼のワイマか天井裏のちゅー達に言ってもらえれば、
私に直ぐ連絡が付くよ。」そう言ってワイマの所に行きます。
(「う~ん、ペンタの街に行く時にはダリン、
サンサは眷属に成ってもらいたいけどなぁ」)
「ワイマ、モスは帰った?」『はい、帰りました。』
「ワイマのマジックボックスにファイヤードラゴンの肉、入れて置くね。」
『うわー。有難うござい居まーーす』
カラスも帰った様なので、王都分邸の自分の部屋に
〔テレポート〕
部屋に着いた時に、人員の補充が必要な事に気が付きました。
(AIマスター、ウォルト班の冒険者は盾役が居ないから、
男性アンドロイド1名用意して、名前はケーリあと、
クランの責任者をディックにするに当たって、
秘書官アンドロイド女性と男性一名ずつ用意して、
B級険者位の実力は持たせて。
この秘書官の二人は瞬くロバートに使ってもらっていて頂戴、
そこから引き抜いたと言う事にして、ディックに付けるから。
名前はクローリーとメイ)『承知致しました。』
次話:オーガの眷属 レドラ、レドル、レドロ




