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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
439/970

439話 ウィニ、フレッドの名付け

*****************出て来る魔物の紹介**********


 通常進化 : 森林狼⇒牙狼ガロウ⇒大牙狼⇒銀牙狼

            ⇓

眷属化による進化:血狼ケツロウ⇒魔血狼⇒妖血狼

ウィニ、フレッドの名付け---------------


「リキ、この二人を先に眷属にしたけど、了解してもらえるかな?」

リキが驚いて、二匹の狼に何か言うと、二匹が、伏せ、服従のポーズです。


『ララ様、そんなに早く宜しいのですか、皆には、私と同じ力を持つララ様の

 眷属にして頂くには皆で、ララ様の元に赴かなくてはならない、

 長い道のりは力を頂く為の試練だと言って有ります。』


ララが少し困った顔をします。

(「まぁ、正邪は判断するけど、そんなに御大層な物でもないからね、


 かえって、眷属をはく奪されると死ぬんだから、

 私に逆らう事は出来なく成るし、リスクもあるよ。」)


「力の無い者は、今まで頑張ったんだから、それでよしとしましょう。

 ただし、力に余力が有る者は、力の無い者達の

 分まで頑張るつもりで、自分達で歩いて来てください。じゃぁやりましょう。


「我が名はルビ・ヴラド、親愛の証として名を授ける、

 汝の名ウィニ、フレッド」一匹ずつ頭を触り名を告げて行きます。


「今後はそれぞれ、ウィニ、フレッドと名乗るが良い」

「生涯、お前達と共に生き、お前達にとって不名誉な命令はしない。

 友として一緒に歩んで欲しい。」


「了承してください。」

『『うぉん』』


一瞬ビクンとし、体が少し大きく、毛色も白く成った様な気がした。

目にも光が宿り、知性を持った様です。

種族も血狼族に成りました。


「パニエル、ケン、カレン、アルバ、挨拶して。

 リキ、こちらがケンの嫁さんと、嫁さんの御爺さん、長老アルバ。

 今、アルバを筆頭にカレンの一族16頭が一緒に暮らしている。


 これでフレッドの一族が加われば、戦力が大幅に増える。

 とても喜ばしい事です。」

そこまで言うと、フレッドが、前に出て、


『ララ様、まず、お礼を申し上げます。

 私どもに知恵と力と生活の場を与えて下さる事、

 感謝いたします。リキから聞き及んでおります。ララ様の一族と、その力。


 私達一族も終生の服従をお誓いいたします。

 何卒、ララ様の眷属の末席に加えて頂きます様お願い申し上げます。』


「うん、みんなで苦難を乗り越え、明るい未来を築こう。」

『ララ様、お名前を頂きましたリキの嫁、ウィニでございます。

 一生懸命頑張ります。何卒お導きの程お願い申し上げます。』


「若いお嫁さんは、先輩お母さんが一杯居るから、大丈夫だよ。」

『『有難うございます。』』

パニエル、ケン、カレン、アルバ、を紹介します。


「今、向こうで二つの部族が居ます。

 ケンとカレンがまとめているボス(族)。」


「アルバがまとめているアルバ(族)。

 狼集団全体をまとめているパニエル。」


連れて来た4匹とウィニ、フレッドが挨拶します。

「じゃあ、リキ、年配の者、子供とおかあさん。を選別して。」

『はい』。


選別している間にパニエル、ケン、カレン、アルバ、フレッドの4頭を”

ララの部屋玉”に入れます。リキとウィニが選別していきます。


母が3頭子が9頭、老犬が6頭、合計18頭を”ララの部屋玉”に入れて、

「リキ、足りない物は無いかい?食料や水、ポーションは?」

『食料は有ります。ポーションが少なくなってきております。』


「分った、お前のマジックボックスにいてれ置くよ、

 ポーション30本、水3t、ドラゴンの肉一頭分

 それから、大き目のタライ、水を入れても、お肉を入れてもいいからね。


 ウィニの革鎧。ウィニには出来るだけ、色々教えておくといいよ、

 即戦力に成るからね。後、警戒用にカラスを3羽付けておくよ。」


カポネに 三羽の派遣を依頼して、ララいる所の上空にテレポートさせます。

ポール/ムニ/ロボの三羽がすぐに来ました。


「三羽は上空からの警戒、リキとウィニは下から上空を、

 カラス達に危害を加える様な者が近寄らない様に警戒、

 お互いに警戒し合って、頂戴」


「お前達は慌てなくてもいいから、鄭幸を兼ねて、向こうに着くまでに、

 どんな奴らが生息してい居るか、見ながら来てちょうだい。」


『はい、ララ様宜しくお願い致します。』

「じゃあ、子供たちと一緒に先に行っているよ。」〔テレポート〕


次話:眷属フレッド族

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