435話 グリフォン潜入
グリフォン潜入--------
「ちゅー子3Cパパとちゅー子3C、もう一回行くよ。カラスも入って。」
ちゅーとカラス達を”ララの部屋玉”の入れて、
ディックに聞いていた拠点の場所と、
以前ミナに付けたマーカーで位置を確認します。
〔マーカー確認〕
二つの情報から、一つの場所が特定できました、その上空に移動します。
〔テレポート〕
屋根に移動します〔テレポート〕。かなり大きな建物、です。
何処に人が居るか確認します。〔ピチョーン〕
屋根に注意を向けている者はいないので
カラス達を出します。
「二羽、離れて見張っていてね。」
(『承知』)ミナの部屋は2階の奥の様です。
人の居ない部屋、3階の部屋に飛びます。〔テレポート〕客間の様です。
(「この建物は三階建てで、三階は使用人や小者の部屋らしいから、
おそらく見張るのは2階のミナの部屋と、頭のボウグリン、副長のアクセルを
見張りましょう。小物を一人捕まえて、案内させますかね。」)
ちゅー達を出します。
「私は、小物捕まえて、重要人物の配置図を作るから、
壁の隙間、屋根裏、 その辺を調べてみて。」
『承知しました。』
さっき、部屋の中で、武器の点検整備をしている感心な奴が居たから、
そいつを捕まえましょう。〔ピチョーン〕まだ、やっている様です。
〔魔眼〕〔テレポート〕その男の前に出て、魔眼で主導権を奪います。
「あなたの名前は?」<ジェラ>
「ここでの役目は?」<小隊長>「部下は?」<5人>
「仕事の内容は?」<荒事全般>「具体的には?」
<強盗、殺し、喧嘩、何でもやる。>
古着屋襲撃の件も知っているかと思って聞いてみたが
「オクタの街の古着屋襲撃の件は知っている?」
<ああ、ミナがあそこで世話に成ったやつが古着屋始めたらしいから、
きっちり恩返しして来いと言って、腕利きを送ったみたいだ。
今頃は人も店も無く成っているだろうな。>
まだ、襲撃失敗の話は伝わってない様です。
それにしても、此処は情報の統制が緩い様です。色々聞いてみましょう。
「最近ゲネメやアクセルは来ている?」
<あいつらは他に拠点があるみたいだ、呼び出されなきゃ来ない。
ここ半年位は見ていない。>
「ここに転移の魔方陣は有るの?」
<地下に有る、ゲネメと一緒に一回だけ使った。>
「最近の動きは?」
<ゲネメが魔法の材料欲しいとかで頭に、
ダンジョンに行かされている奴も居るな、
まぁ、冒険者脅してかっさらうんだが、>
これ以上は良い情報が出ない様なので、質問を変えます。
「この屋敷の部屋割りを教えて。まず地下から。」
<地下は武器庫とそこの隠しドアから行く転移室、魔方陣が有る所だな。
地下はそれだけだ、>
「一階は?」
<真ん中が玄関エントランスホール、応接室&居間、遊戯室、ゲストルーム、
ダイニングホール、バスルーム、シャワールームなんかあるな。>
「二階は?」
<執務室、頭はたいていそこだ、会議室、幹部の部屋、バーが有るぞ。>
「三階?」
<使用人と俺たち小者の部屋だ。小間使いは大部屋。>
頭を尋問しようと思ったけど、
魔眼を使った痕跡が残るとゲネメに感づかれる恐れがあるから、止めます。
ただ、主要な物達にはマーカーを付けます。
「では私が消えたら、ゆっくり三つ数えてください、
そうすると、私たちが来た事、話した内容は全て忘れてしまいます。
判りましたね」<はい>
〔テレポート〕
三階の客間に飛ぶと、ちゅー達が降りて来ました。
「二階の幹部の部屋と執務室を見張ればいいですよ。
ただ、ミナの様子には注意をしてください、
また、古着屋の方にちょっかいを出してくる可能性が有ります。」
『ララ様、そのミナと言う者を処分しないのですか?』
「う~ん、今目立った動きはしたくないんだ、
けど、目に余る様だと、考えるよ。」
『承知致しました。』
「所で、此処の拠点は大丈夫?」
『はい、此処は古い屋敷なので、隙間が一杯です。』
「じゃあ、帰ろうか。」
”ララの部屋玉”を出して、ちゅー達を入れます。
屋根に〔テレポート〕カラス達を呼んで”ララの部屋玉”に入れて、
〔テレポート〕分邸の拠点に帰ります。
次話:セレンに警備隊の紹介。




