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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
433/969

433話 諜報部隊MOUS

諜報部隊MOUS--------20:00---


(「ちゅーママ、居る?」)

(『はい、ララ様、』)

(「問題無い?ご飯や、生活用品は大丈夫?」)


(『はい、リリ様が問題無く対応してくださってます。』)

(「ちゅーパパ、子ネズミ達は仕上がっています?」)

(『はい、ララ様、後は実戦経験を積む段階です。』)


(「いや、戦わなくてもいいからね、

 じゃあ、今後は、チビ達とベテランを少しづつ交換していってもいいよ。

 差配はちゅーパパに任せるから。」)


(「ただ、王都での見張りをしてもらわなくてはならないから、

  ちゅー太C、ちゅー太G、ちゅー子D、ちゅー子Gの4匹貸して頂戴。」)

(『承知致しました。』)


ゲネメの出入りしているヒリップ公爵の館と

 グリフォンを見張らなくちゃならないからね。


(「じゃあ、ちゅー太C、ちゅー太G、ちゅー子D、ちゅー子G。」)

”ララの部屋玉”に4匹を入れて、マジックBOXに仕舞って、〔テレポート〕

ちゅー子Cの所に飛びます。


「ちゅー子Cいるぅ?」

(『ララ様ぁ』)ちゅー子3Cが飛びついて来ます。

あの控えめなちゅー子3Cがこんなに興奮するとは、余程嬉しかったのでしょう。


(『ララ様、お久しぶりです、嬉しいです。』)

少しはなれてちゅー子Cパパが嬉しそうにララとちゅー子3Cの様子を見ています。

「今日は、ちゅー子Cの兄弟も連れて来たよ。」


”ララの部屋玉”からみんなを出します。

ちゅーちゅー、ジジジジ、大騒ぎに成りました。きりが無さそうので

「はい、はい、御話は後で、今日は皆に聞いてもらいたい事が有ります。」


「ここに王都支部を作ります。情報収集が目的です。」

ララが眉間にしわを寄せて何か考えています。


(「ネズミ達の部隊に名前を付けましょう。military of unnknown secret:

 知られざる秘密の軍隊と言う事で略称MOUS、マウスです。」)

こじつけ気味の気がします。


ネズミ達全員に念話で名前を付けた事を告げます。

みんなの興奮した気が伝わってきます。


(「MOUSの長官はちゅーパパ、副長官にチューママ。

 王都分邸支部長はちゅー子Cパパ、副支部長はちゅー子C。」)


(「魔国支部長はちゅー太D、副支部長はちゅー太Dママとします。

 仕事の内容は当面、変化なし。」)

ネズミ全員通達念話はここまで。


「ちゅー子Cパパ、ちゅー太G、ちゅー子Gは新人初任務なので、

 フォローお願いね。監視対象だけど、

 オルアレン公爵邸とグリフォンの本部。」


「オルレアン公爵邸はゲネメと言う悪魔が出入りしているから、

 そいつとの会話の傍受。グリフォンはよからぬ計画の事前掌握、

 特にミナと言う女の動向に注意。」


「公爵邸の方は魔法使いが相手だから、魔力吸収鎧は必ず着用ね。

 ゲネメを確認したら録音装置を置いて、避難して。

 あなたたちの一番の任務は見つからない事だからね。」


ララが、ちゅー子Cパパを見て、

「これから、ちゅー子Cパパと一緒に

 公爵邸とグリフォンの本部の下見に行きます。」


「出来れば拠点の確保も行いたいと思います。」

ちゅー子Cがララに


『ララ様、二人だけでは不安です、

 せめて見張りに私も一緒に連れて行って下さい。』


「確かにそうね、」


次話:オルレアン公爵邸潜入

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