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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
422/970

422話 再びチームサンチェスハウス

再びチームサンチェスハウス---12:00-------


(「次はクララ達を分邸に連れて行かなくちゃね。」)

などと考えながらチームサンチェスハウスに入ると、

ウォルト、ディック、達が呆けて、天上を見ています。


せっかくお茶を出してもらったんだから、

飲めばいいのに、もう、冷めてますよ。


「みんなどぅしたの、寝ぼけた猫だってもう少し、

 締まった顔をしてますよ。」


ウォルトが、

『ララ様、此処の人たち、どうなっているんですか、

 瞬間移動はするわ、空は飛ぶわ、おまけに魔法を飛ばして


 岩を打ち砕くなんて、宮廷魔法使いでも

 出来ませんよ。魔法の無詠唱、複数同時発動なんて

 聞いた事もありません。』


「そんな事、此処では犬はおろか、

 ネズミだって出来ますよ。ちゅーおいで、」

三匹がララの左右の肩と頭ににテレポートしてきます。


ディックが頭抱えてます。

「ここの人たちが出来る事は、この子達も出来るよ。まぁ、

 取りあえず、挨拶しようか。」


(『『『はい、ララ様、』』』)

 三匹がウォルトとディックに念話で挨拶します。


(『チュー太Bです』)(『ちゅー太Eです』)(『ちゅー子Eです』)

二人がびっくりしています。

(『ネズミがしゃべったぁ』)ディックは口を開けたまんまです。


「眷属同士は念話で話せるよ。冒険者は眷属に成っていないと、

 何かと不便だから、ディックとウォルト以外は後で考えましょうね。」

 

「クララ達は、今必要性を感じないから、後々ね。」

<はい、>


「さて、クララと子供たちは、

 王都の分邸に行こうか、向こうでお昼にしよう。」


<ララ様、私たちが、貴族様のお屋敷に行って本当に良いのですか?>

「問題無いよ」


「ウォルト、少しの間、家族と別れるけど、君がテレポートを覚えたら、

 毎日会えるからね、頑張って、修行してください。」


「さぁ、行こうか」”ララの部屋玉”を出して、三人を入れます。

〔テレポート〕


残されたウォルトは、厳しい顔をして天井を見ています。

訓練に対する決意を固めた様です。


次話:クララと子供たちの就職

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