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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
419/970

419話 ロバートと打ち合わせ。

ロバートと打ち合わせ。------------


『ララ様、朝です。8時です。』ちゅー子Cがしっかり起こしてくれます。

ララは夢の中で、起きて身支度も終わっています。『ララ様、起きてください。』


「金リリ?、私もう起きて身支度も・・・・・??。

 え~~ん、もっかいねりゅ~。」


起きたはずなのに、寝ぼけた夢と分かって、駄々をこねます。

今朝は幼児退行まで見せてくれてます。でも容赦しません。


ララが布団にしがみついていますが、金リリが布団を払うと、

”バフン!”ベットの上に転がります。


「鬼!悪魔!砂かけばばぁ!!」

『最後のは許せません、お仕置きタイムです。』

金リリのお手手が、バチバチしてます。電気でしょうか。


「まって、分った、起きたよ、それ以上は冗談でないからね。」

急いで起きて顔を洗いに行きます。


(「まずはサンチェスに連絡ですね、次はロバートに連絡して、

 みんなをキロの街に連れてって、私はオクタの街に戻って、

 ギルマスのお相手をすると。」)行動開始、


(念話:「サンチェス起きてる?」)

(『あっ、ララ様、おはようございます。』)


(「今日、こっちで朝ごはん食べたら、

 そっちに新しいメンバー連れて行くから、

 出かけないで、待っててね。」)


(『は、はい、お待ちしております。』)

(「ロバート、今大丈夫?」)

(『ララ様、大丈夫ですが?』)


(「今日、昼過ぎに20台の女の人と10歳の女の子、

 8歳の男の子を連れて行くから、

 何か出来る仕事を見繕ってちょうだい。」)


(「 駄目なら、下着工場の下働きにでもするから、

 仕事を教えて。所で、引っ越しは始まった?」)


(『そんなに早くは出来ません。』)

(『昨日、ご領主ヴラド男爵様に移転の許可を頂いたばかりです。』)

(「あ~、それ忘れてたぁ。」)


(『費用の負担が無いと言う事と

 ララ様が一枚かんでいる事をこっそり申し上げますと、

 簡単に許可を頂けました。』)


(「あら~、私の名前出しちゃったんだぁ。

 ま、驚かすつもりじゃなかったから、いいけど。」)

(「じゃ、また後でね。」)(『はい、お待ちしております。』)


まずは古着屋に行きます。〔テレポート〕二階の休憩室に向います。

「まだ、誰も起きてませんね。」

「おはよー!朝だよー!みんなおきた~?」


”ウオーぃ”と何か寝ぼけたような声がして、ごそごそ、動く音がします。

ウォルトの部屋をノックします。「ララだよ。」

ドアが少し開き、ウォルトが顔を出します。


「ウォルト、貴方は、向こうで、みんなと一緒に顔を洗って来な。

 私は奥さんと子供たちの支度を手伝うよ。」

『へぃ。』ウォルトを追い出し、


部屋の中に入ります。

子供たちに〔クリーン〕〔クリーン〕。

奥さんにも〔クリーン〕。


お嬢ちゃんの髪を整えて。

男の子は放置。奥さんは自分で髪をといています。


「今日は隣の熊食堂で朝ごはんを食べてから、

 先に活動している冒険者と合流します。


 午後から、貴方達だけ、王都のヴラド男爵様の分邸に行って、

 そこでお仕事をします。お仕事の内容は執事長に聞いてください。」


休憩室に行くと、みんな、用意が整った様です。

「さて、朝ごはんに行きましょう。」


「とーちゃん、朝ごはん、食わしてくれ~!」

<おう、早いな。簡単な物しか出せないぞ。>

「とーちゃんのご飯なら何でもいいよ~。10人前、頼んま~す。」


人数を聞いて、熊とーちゃんが思わず顔を上げます。にたりと笑って、

<ほら、手伝え。>

「はいよ~。」みんなでテーブルに並べます。


準備が出来たので、「いただきま~す。」

<<<<<頂きまーす。>>>>>


昨夜から何も食べていないので、みんな、あっという間に完食です。

<<<<<ご馳走様でしたー!>>>>>


次話:チームサンチェスハウス

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