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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
410/969

410話 オハマ・ビーチ・クローの尋問

オマハ・ビーチ・クローの尋問--------


「じゃぁ、この三人を尋問してみようか。」

最初に、細剣を持っている者から始めます。

〔麻酔解除〕〔魔眼〕「あなたの名前は?」


「何でグリフォンでやばい仕事してるの?」

<俺は、オハマ、母子家庭で母親が病気に成って、

薬代に困って、借金した所がグリフォンの息がかかっている所だった。


首に魔法陣付けられたら、簡単に足抜け出来ない。後、3年したら解放してくれる

と言う約束だが、本当かどうかは疑わしいが、今は信じるしかない。>


「魔方陣を外したら、私の兵隊に成るかい?。

 私は真っ当な仕事しかさせないよ。」


<おふくろも死んじまったし、この蹴ったくそ悪い魔方陣を

 外してくれるなら、あんたの兵隊に成るよ。>


「じゃあ、ちょっと、首を見せて」

魔方陣は引っ込んで居ますね、でも大丈夫。魔方陣の有る所に指を触れます。


”パチン”小さな音がして、魔方陣が一瞬浮かび上がり、

皮膚の下に隠れる様に薄くなっていきます。


<おっ。首が軽く成った。>

「これで大丈夫だよ。ウォルトと情報交換していて」


次は、短剣二本持ったお兄さんだね。

〔麻酔解除〕〔魔眼〕「あなたの名前は?

 何でグリフォンでやばい仕事してるの?」


<俺はビーチ、美人局にやられた。>

「酔いつぶれて、朝起きたら女が横に寝ていたのね。」

<よく知ってるな?>


「良くある話だし、同じバカやったお兄さんが私の部下に居るよ。」

サンチェスですね。ビーチが首を触りながら、

<なんにしても、これが有る限りどうしょうも無いしんな。>


「私の兵隊に成ってくれるならその魔方陣外してあげるよ。」

<本当か、ねえちゃんなら、今より悪い仕事をさせられる事もなさそうだし、

 いいぞ、兵隊に成ってやる。>


「じゃあ、首出して。」

<おう。これでいいか。>首を出して、ララに魔方陣のある方を向けます。

魔方陣の有る所に指を触れます。


”パチン”小さな音がして、魔方陣が一瞬浮かび上がり、

皮膚の下に隠れる様に薄くなっていきます。


<おっ。楽になった。>

「ウォルトとオハマと情報交換していて」


最期は、魔法使いですか。〔麻酔解除〕〔魔眼〕

「あなたの名前は?何でグリフォンでやばい仕事してるの?」


<わたしの名は、クローです。ダンジョンでパーティの仲間を皆殺しにされ、

 私がやったことにされました。牢に入れられて、処刑まちでしたが、


 脱獄させると言う言葉の乗せられ、出てみれば、魔方陣を刻まれ、

 こんな仕事をさせられています。>

「裁判を受けたのは、どこで?」


<判らないんです。

 ダンジョンで半死半生で助け出されて、治療を受け、意識が戻ったら、

 簡単な事情徴収の後、即決裁判で死刑判決。そのまま牢に入って居ました。>


「それ、完全にやらせだよ。はめられたね。ギルドカードは?」


<取り上げられました。今は偽名のカードを使ってます。

 前のカードを使うと脱獄死刑囚で有る事がばれると言う事で

 今のカードを渡されました。>


「じゃあ、クローは偽名で、本命が有るのね。本命は?」

<ポールです。>


「王都のギルド長には顔が効くから、後で調べてあげる。

 きっとポールは死んだ事に成っているよ。」


「その魔方陣を外したら、私の兵隊に成る?、

 勿論、ポールの潔白も証明してあげる。」


<成ります、遣ります。お願いします。>

「じゃあ、首出して。」<はい。>


首を出して、ララに魔方陣のある方を向けます。魔方陣の有る所に指を触れます。

”パチン”小さな音がして、魔方陣が一瞬浮かび上がり、

皮膚の下に隠れる様に薄くなっていきます。


<あっ。重しが取れました。>


次話:ノナの街

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