400話 ギルドに古着屋襲撃の予告
ギルドに古着屋襲撃の予告-------17:00----
少し、時間が戻ります。
ダリンがちゅー太Aと宿屋に向って歩いている頃、
ララが古着屋からテレポートで、ギルドに向います。
ギルドの前で、オルタに念話で、
(「今日夕方7時頃、古着屋に来てちょうだい。」)
(『承知致しました。』)
「ん~~と、ロバートは何処かな〔マーカー確認〕。分邸の執務室だね。」
念話(「ロバート、今大丈夫?」)(『ララ様、何でしょうか。』)
(「後で、古着屋のメンバーを連れて、そっちに行くけど、大丈夫?」)
(『はい、お待ちしております。』)
(「これでOKね。」)
ギルドの戸を押して、入り、受付で、「ギルマス居る?」
<し、少々お待ちください。>いつものお姉さんが奥の部屋に飛んで行きました。
<ギルマス!ララ様が、いらっしゃいましたぁ!!>
バタン!と大きな音を出して
ドアが開いて、ギルマスが飛んで来ます。<ララ様、ご、ご用件は、はぁはぁ。>
「そんなに慌てなくてもいいですけど。」
<い、いえ、王都のギルマスからくれぐれも宜しくと
言われて要りますので・・・。>
何やら、王都のギルマスに含みを持たされて様です。
「ちょっと、ここでは。個室借りてもいい?」
<失礼いたしました。気が付きませんでした。>
応接室に通されます。
(「小さな面談ルームでもいいんですけどねぇ。」)
「いや、話はすぐ終わるから。」
ギルマスが前に座り、片津を飲んで、こちらを見ながら、
<ご用件は・・・>
「そんなに構えなくてもいいよ、」
「今夜あたり、家の古着屋に強盗が入るんだ、
捕まえるから、こちらも用意しておいて、」
<ララ様、家の腕利きをそちらに向かわせなくてもいいんですか?>
「5~6人だと思うから問題無いよ。
それに冒険者がぞろぞろ古着屋に入るのを見たら、強盗は来ないでしょう。
押し入るのは他の日にしますよね。」
<確かに、では、地下牢を開けて連絡を待っていっれば良いんですね。>
「はい、御願いしますね。」
「じゃあ、これで。」と言って〔テレポート〕
でギルドの応接室から古着屋に戻ります。
次話:古着屋の売り上げ




