392話 ララワールドの紹介
*****************出て来る眷属の紹介**********
ベリア:森林熊、三匹の子の母
カポネ、メイ:カラスノ棟梁とその妻
パニエル、ケン、アルバ:狼達のボスの妻と子
ちゅーパパ:ハツカネズミのボス(父)
ララワールドの紹介-----
「ベリア、カポネ、メイ、パニエル、ケン、アルバ、ちゅーパパちょっと来て。」
なんだろうと言う様な顔をして、みんなやって来ます。
「これから、みんなに、新しい土地を、見てもらいます。」
「この土地は私が作った空間に有り、外敵の来ない所です。
まだ、完成はしていませんが、あと一週間くらいで済める様に成ります。」
賢者の石を取り出し、みんなに入場許可を与えます。
「入ると念じて、この石に触れてください。」
みんなが入ったのを確認して、自分も入ります。
みんな、周りを見回し、不思議そうな顔をしています。
まだ、やっと地面が出来た所ですから、無理も有りません。
(『ララ様、此処はどの様な所なのでしょう。』)
ベリアが、代表して聞いて来ます。
「ここはさっきの賢者の石の中に私が作った空間、
まぁ、マジックバックに近いと思ってくれればいいよ。」
(『生きていても大丈夫で・・・。』)
「私たちがここに居るのが、答えだね。」
「ここは、私に何か有っても大丈夫。今は、まだ荒れ地だけど、
これから、一週間くらいで、外よりも快適にするから待ててね。」
「出入りも許可した物しか入れない、ここに、巣を作れば、
安全に子育てが出来る。だから、ケン、狼達の小屋は、少し我慢して。
安全な出入りの方法も考えるから待っててね。」
ベリアが驚いて開けた口を閉じて、ララの方を向き、
(『ララ様は、私たちの御主人様、
とこしえの忠誠をララ様にお誓い申し上げます。』)
ベリアが伏せをすると、みんなも習って伏せをします。
「ここから出る時はでる場所を思い浮かべて、出る、と念じて。」
みんな、さっきの食台の前に出ます。
あまり時間も経って居ないのに結構な量が無くなって居ます。
もう一頭出して、「さぁ、みんなも食べて、適当にお土産も持って行ってね。」
『『『・・・ごちそうに成ります。』』』・・・「今日は、これで帰るね。」
『『・・・『『ありがとうございました。』』・・・』』
(「さて、チュー太Dの所に行かなくては。」)
魔物の森ダンジョン5階、魔国入り口に〔テレポート〕。
次話:魔国ちゅー太Dの嫁




