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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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391話 狼達にタマの紹介

狼達にタマの紹介---------8:00----------


(『ララ様、8時ですよ。起きてください』)

「ちゅー子C、ありがと~。」「Gu~~。」


『ララ様、起きてください。』リナが見かねて、毛布をはぎます。

が、しっかりしがみついてます。『ララ様、ふざけてないで起きてください。』


「うう、この怠惰な時間が・・・・」と、いつもの朝の行事を終え、

お茶をしてしながら、今日の行動計画を確認して、目を覚まします。

この体、他の人の目が無ければ、食事は不要なので、最近食事してません。


「さて、狼たちの所に行きましょう。タマを紹介します。

〔テレポート〕」狼の家の前の広場に着きます。

「カラスも狼も、みんな来て!ベリアも来て。


手の空いたちゅー達も来て。」全員集合を掛けます。

狼小屋の前、食事台の傍で待っていると、みんなやって来ました。

「みんな、聞いて、今日は新しい仲間を紹介します。」


「タマ、出ておいで」影から、ぴょんと出た瞬間、慌てて、影に戻ります。

「驚いたのね。大丈夫、みんな仲間だよ。」恐る恐る出て来ます。


「この子が、ブラック・ジャーガルのタマです。

 まだ子供なので、私の影の中に住んでます。宜しくね。」

「タマ、ご挨拶して」『に、にやぁ~・・・。』取りあえず、ひと鳴き。


「ちょうどいいわ、これから、訓練場に行って、普段の訓練の成果を見せて頂戴。

 タマも、みんながどんな事が出来るか、見てちょうだいね。

 タマも訓練すれば、出来る様に成るからね。」


『にゃ~。』「じゃぁ、全員移動!」みんなが次々と消えます。

タマがびっくりしてみています。


「みんな、テレポートで移動したんだよ。

 タマもすぐ出来るよ。一旦影に入って。」


タマがぴょんと影に入ります。訓練場の横の小山の上に移動〔テレポート〕。

「タマ出ておいで」タマが飛び出し、頭の上に乗ります。重い。


「まずは、カラス隊。編隊デモンストレーション飛行開始。」

カラスが4羽小隊でダイヤモンドを組みます。

そのダイヤモンド四つで中隊、中隊が二つ綺麗に並んで飛行。


と、それぞれの中隊が左右に急降下からの引き起こし。

縦ロールを行い、元の編隊の戻ります。「すごい」思わず拍手です。

16羽の中隊が二つ。32羽の息の合ったデモンストレーションです。


次は、カラス小隊のダイヤモンが飛びます。上空で、何か落としました。

「あっ、ちゅー達だ。」ちゅー達が高速で地面ぎりぎりを飛びます。

的にしている杭にライトアローを連射して飛び去り、カラス小隊に戻ります。


回収後もカラス小隊は上空で旋回しています。

狼隊が地を走ります。一頭背中に案山子を乗せています。

適役、的の様です。上空のカラス小隊は、司令塔ですね。


上手に誘導しています。

最後に狼小隊のリーダーが案山子の頭を打ちぬいて終了、

当てたのは、あれはベンですね。


最後に、ベリアが空に一発撃って、デモンストレーション終了です。

「みんな頑張ってますね。」

タマがぽかんと口を開けています。(『ララ様、私もあれが出来るんですか?』)


「出来るよ、魔力操作の基本はスプーン回しだからね。みんな、

 そこからあれだけに成ったんだよ。」

(『私も、早く、出来る様に成って、ララ様のお役に立ちたいです』)


(これは、先生が必要ですね。)

(「ちゅーママ、しばらくの間ちゅー子D借りれるかな、

 タマの先生に成って欲しいんだけど。」)


(『御チビ達もだいぶ大きく成りましたし、大丈夫ですよ。』)

(「ありがとう。所で、この前、ちゅー子Cが番いたいと言って、

 賢そうな雄を連れて来たけど、チューママにあいさつに行った?」)


ちゅー子4 タマの先生-----------11:00-----


(『はい、ララ様に眷属にして頂き、名前も頂いたと、それは喜んでいました。』)

(「まぁ、移動はテレポートで一瞬だからね。」)

「みんな、狼小屋の前に移動します!」


「タマ、影に入って。」タマが影に飛び込みます。

〔テレポート〕みんな、狼小屋の前に移動したのを確認すると

「みんな、凄いね。ご褒美に、今日は特別な肉を上げます。」


炎竜を解体した肉、一頭分を食事台の上に置き、

おおざっぱにエアーカッターでざっくりと切ります。


「ドラゴンの肉だよ、まだあるから、

 留守番している者達の分もあるから大丈夫、一杯食べてね。」

『『『・・・ウオー!!』』』・・・大歓声です。


「ちゅー子D、私の所に、来てちょうだい。」(『はい、ララ様』)

「タマ、出て。」(『はい。』)二匹が並んで私の前に座ります。


「タマ、この子がちゅー子D、貴方の先生に成ります。

 空も飛べるし、テレポートも、攻撃魔法も出来ます。

 とても強くて、優しい子です。しっかり学んでください。」


(『はい、ララ様、』)「ちゅー子Dもお願いね、

「今、タマはスプーン回しくらいしか教えていません。

 闇魔法が使えるるので、影に潜り込み、移動する事も可能だと思いますが、


 今は、私の影に潜り込んで、そこを巣にしています。」

「暫くは、ちゅー子Dの影に入って其処を巣にしてもらいます。」

(『畏まりました、』)ちゅー子Dをタマの頭の上に乗せます。


「タマも判ったね。これから、ちゅー子Dが師匠だよ。

 分からない事が有ったら師匠に聞いてね。」(『はい。』)

「じゃあ、ちゅー子D、タマをみんなに紹介しながら食事をして来て。


 私はリーダー達と話をして、その後、出かける所が有るから、

 食事が終わったら、巣に帰っていいよ」

(『『承知致しました。』』)二匹が礼をして、食事に行きます。


次話:ララワールドの紹介

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