382話 精製魔石の部屋で魔界潜入
精製魔石の部屋で魔界潜入------
『ララ様、少しお時間を下さい。探って、見ます。』
「向こう、魔国にチュー太Dが居るから、そちらと協力して、調べてみて、
今度、一緒に魔国に行こうか。ん?・・・」
「ねぇ、精製魔石で作った入り口の小部屋を魔国に持込めば、
魔国の出入りは簡単に成るんじゃない?」
『え、・・・、精製魔石の入り口の小部屋を魔国に持込めば・・・。
ララ様、出来ます。そんな事よく思いつきますね。』
「よし、それじゃあ、後から作るよ。」
「後は、、魔王、貴族の暮らし、兵隊、戦力、魔法、感情、
どんな魔法を使えるか、だね。」
『はい、魔王様や貴族の暮らし、
これは人の王や貴族とほとんど変わりません。
感情についても大きな違いはありません。』
『しかし、力が、能力が高い者は上の地位に着く事が多く、
力、権力に対する執着心も人属より強いと感じます。』
『また、相手を殺すと言う事に関しましては、
人族より禁忌は感じていないと思います。』
『兵力ですが、魔王様が居る魔国で100万全ての兵士は
威力の差は有りますが、何らかの魔法を使えます。
戦力は人と比べると10倍では効かないでしょう。』
「ラグジュの話を聞くと、魔王は大公達によって、
眠らされている様ですね。」
「魔王に知られては困る事を遣っていると思いますが、
れが人族に拘る事でなければ良いのですが、・・・」
(AIマスター、探査虫を一個頂戴。)《承知致しました。》
マジックポシェットに転送された、探査虫を取り出し、ラグジュに見せながら、
「これを沢山魔王宮の中に侵入させる事は出来なかな。」
『魔王宮ですから、悪魔たちが知恵を絞って、侵入者対策を行っていると
思いますので、かなり、難しいと思います。
取りあえず、侵入出来るか探ってみます。』
「ラグジュ、やっぱり、今お前が魔国に行くのはまずいよ、
もしもの事を考えると許可出来ないなぁ。」
『あ、有難うございます。』
ラグジュが涙目に成ってお礼を言います。
「魔国でラグジュの代わりに動ける、信頼できる者は居ない?」
『難しいと思います。私が無効に居たのは1000年近く前の事であり、
その頃の友人はほとんど第変わり、孫子に変わってます。』
「そうですか。取りあえず、探査虫については一旦保留。」
「今度魔国に行った時に、魔国侵入用の精製魔石の部屋は置いて来るよ。」
「あれ?もしかして、マジックポシェットで受け渡しすれば、
行く必要は無いんじゃない?」
「精製魔石の部屋を作ったら試してみましょう。」
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