378話 ラグジュの異空間
**************************************************************定規
賢者の石:
シーサーペント等、魔力の大きな魔物の魔石を複数個用い、
精製を繰り返す事で出来る。属性は精製する魔石の属性による。
現在作れるのはララだけ。石の中に巨大な異空間を作る事が出来る。
〔シールド〕:
強度は無いが、気密性、隠匿性が高い。
中に居れば、音、魔力当全ての情報が漏れない。
勿論見えなくすることも可能。酸素も遮断する為、長時間の滞在は不可。
魔力も漏れないので、中で精製魔石を作り、精製魔石の粉を作る。
闇魔法
闇とは静寂。闇御津羽神やセレーネが主神。
静寂=死と関連付けられた為、アンデットや影の魔法が主体と成る。
ラグジュの異空間--------
『ララ様、朝です。8時です。』
「むにゃむにゃ、まだ暗いよ~グ~」
『お目目開けないと暗いでしょ。ララ様、起きてください。』
「なんで、金リリが居るの~。」
上掛け取られて、枕にしがみついてます。
『朝は8時に起きる事は決まっていますからね。』
「むむむむむ~~。判りました。起きますよ~」
と言ってまた寝る様です。
『仕方がないですね、荒療治ですけど「アイス」』小さな氷を作ります。
『遮音魔法をかけて、〔シールド〕』
『背中に氷をポトン』
「うぎゃ~~~!」〔シールド解除〕
『目覚めの声としては今一ですね』ララが眠目で睨みますが、無視。
『ほれほれ、お顔洗って、歯磨きしてください。』
ぶつぶつ言いながら洗面台に向います。
タオルで顔を拭いて、お着換えして、化粧台に。
金リリが、さっさっと髪をとかして、整えてくれます。
『はい、出来ました、今日も一日頑張りましょうー!』
「今日は何やるんだっけ、ああそうだ、ラグジュの所に預けている
ブラックジャガールの子の様子を見なくちゃ。」
「ラグジュー、ブラックジャーガルの子どうしてる?」
『ララ様、今、眠っておりますので、起こさないでください。』
そうだった、私が眠らせているんだったわ。
「そっちに行ける?」『はい、いらっしてください。』
「どうやって行くの?」『ロザリオに触れて、開門と唱えてください。』
「ん!、開門!」
ラグジュのロザリオに触れて唱えると、中に吸込まれ、
大きなお屋敷の玄関に立ちます。
「ここが、ラグジュのへや?でかいじゃん。」と、ドアが開き、
中から、貴族の風体、頭はラグジュの紳士が出て来ました。
『ララ様、よくぞいらっして頂けました、此処が私の屋敷でございます。』
「聞いていた話とずいぶん違うんだけど、どして」
『ララ様から頂きました、賢者の石のお蔭でございます。』
「あの石が有ると、こんな事が出来るんだ。」
少し考える様な顔をしていましたが、
「ラグジュ、この空間は私にも作れるの?」
『はい、ララ様は闇魔法の特性と強い魔力、
更には賢者の石をお持ちですので、造る事が出来ます。』
「その大きさはどれ位?」
『私の魔力でも、ララ様形頂いた賢者の石、
一個でこれ位の空間を維持できます。』
「と言う事は、魔力や賢者の石が沢山あれば大きな空間や、
沢山の空間が出来るわけ?」
『はい、理屈上はその様に成りますが、賢者の石も無限に作る事は
出来ないと思いますので、限りがあると思います。』
「賢者の石一個で、この空間をどれ位の期間保持できるの?」
『ララ様から頂いた賢者の石の精度と大きさ、私の魔力量でも
大きな負荷が掛からない限り100年持ちます。』
すごい、作る!
次話:ララの異空間




