表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
376/969

376話 水妖精セレン

*****************出て来る魔物と魔法、魔道具の紹介**********


シーサーペント:ドラゴンの頭を持つ巨大な海蛇。伝説的な生物。群れる事が多い。

水妖精セレン--------


『承知致しました。』もう、薄暗く成ってきました。

「ロバート、今日はもう帰ろう。」


『はい、ララ様。精霊に名前を付けて頂けませんか?

 名無しでは何かと不便です。』


「そうだね、」精霊の方に向いて「名前を付けたいんだけど、いいかな?」

〚宜しいんですか、私に名前を頂けるんですか?〛


「これから、貴方と世界樹はこの屋敷とここに住まう者達を

 守る役目を担って頂きます。私の眷属、家族と成る事で、

 力が増し、より強く守る事が出来ます。」


〚ありがとうございます。是非お願いいたします。〛

「じゃあ、始めるよ。

 我が名はルビ・ヴラド、親愛の証として汝、水精霊に名を授ける、

 汝の名はセレン。今後セレンと名乗るが良い」


「生涯、お前と共に生き、お前にとって不利益な命令はしない。

 友として一緒に歩んで欲しい。」


セレンが一瞬ビクンとし、みるみる10代後半くらいの体つきに成り

薄い水色のドレス姿に成りました。

目は少しグリーンが入っている様です。


存在感が全く別の者に成りました。

『ララ様、これは・・・。精霊王様の加護も感じられます。』


「私は精霊王たちの加護ももらっているからね。

 所で、その目の色を見ると純粋な水精霊と言う訳ではない様だね。」


『はい、世界樹の守護を命じられましたので、

 世界樹から植物たち、木精霊の力も頂きました。』


「ん~~n。ロバート、

 此処の庭の管理はセレンに任せた方が良いかもしれないね。」


『はい、私は屋敷の住まう者とセレンの橋渡し、

 お互いの要求の調整者に回りたいと思います。』


「それが良いかもね。

 じゃあ、セレン、ロバートと相談して、安らぐ庭にしてね。」


『ララ様、何から何までありがとうございます。

 私の存在が消えない限り、ララ様に尽くします。』


見事なカーテシーですね。

「ロバート、暗くなったし、向こうへ帰ろう。」

セレンに手を振って、分邸に帰ります。


「ロバート、向こうの屋敷を整えたり、

 引っ越ししたりと出費が多いけど、軍資金は、大丈夫?、

 足りなきゃ、また、シーサーペントでも売るよ。」


『資金的には問題無いですが、余裕は欲しいので、2~3匹頂けますか?』

「良いよ、移しておくね。」

シーサーペント5匹をロバートのマジックバックに移しました。


「もう、ご飯の時間だね。」

今日は分邸の皆と一緒に晩ご飯です。


ワイワイと、楽しくおしゃべり、御菓子作りの約束までしてしまいました。

忙しいけど、みんなにあんな顔されちゃぁ断れないよ。

何とかなるでしょ。


分邸の自分の部屋に戻って、

念話で、(「ちゅー達、こっちの拠点に来ているのは誰?」)

(『私、ちゅー子Cです。』)


「ああ、君か。交代はしなくてよかったのかい?」

(『はい、特に問題有りませんので、

 所で、ララ様、ご相談したい事が有ります。』)


「おゃ?、君がそんなことを言うのは初めてじゃないかい?。何かな?」



次話:ちゅー子Cパパ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ