346話 転送装置
*****************出て来る魔物と魔法、魔道具の紹介**********
マジックバック:
マジックポシェットと同じだが通常使用容量が大きい。
最大一辺1000m狩った魔物入れ。
〔ライトアロー〕:
光の魔力が凝縮した矢を飛ばす。込める魔力量や、習熟度により威力が変化。
手数が多く出せる(連続発射)初級魔法
転送装置---------
『ちゅー』チュー太Dがまた見つけた様です。
声のする方に行ってみますと、今度は沼蟹です。
黒い靄の中から沸いて来ます。
「ライトアローで各個撃破!」
私は、ムービングでもやもや水晶玉を引っ張り出して、
マジックポバックに入れます。
沼蟹は50匹位ですね、全部マジックバックにいれておしまい。
「泣き声が聞こえる様に少し高い所を飛行します。上空100mまで上昇。」
上空100mを飛びます。
でも、その後、泣き声は聞こえず、4階層に行く洞穴に辿り着き来ました。
(AIマスター、この、もやもや水晶玉だけど、魔物を作り出すのではなく、
どこかからか魔物を持って来る転送機では無いですか?)
《流石ですね、おそらくそうだと思います。
魔物を大量に作り出すほどは魔力量は多くありません。》
(だとすると、何処から持ってきている?
取りあえずこのダンジョンの規範内、
その階層に出る魔物を呼んでいるみたいですけど。)
《そこは現在調査中です。》
(予想としては、ダンジョン核に直接アクセスしている様にも感じますけど?)
《その可能性も有りますが、何とも言えません》
(この、もやもや水晶玉の魔力量からして、
そんなに遠い所の魔物を引っ張り込んでいる様には見えないんですよねぇ?)
《確かにそうですが、他のダンジョン核と繋がっているか、
大きな転送機の中継器の可能性も捨てきれないのです。
現在三つの可能性を踏まえて調査しております。》
みんな方を向いて。
「今何時、どちらにしても今日中に5階層の目的地まで行けそうにないから、
早めに切り上げようと思う。」
『『『『はい、賛成です。』』』』
「みんなここにマーカーして置いて。」
「ああ、難しく考えないで髪の毛や、体毛、
ルチアは小さな羽、でいいから、石の陰にでもかくしておいて。」
「別々の方がいいと思う、
見つかる確率は上がるけど、残る確率も上がるから。」
「ライナ、ラグジュの部屋に入って。」
どうも気に成ります、AIマスターに聞いてみます。
(AIマスター、このもやもや水晶玉だけど、他のダンジョンで発生している?)
《いいえ、今の所、その兆候は有りません。》
(ありがと、取り合えず、安心と。
でも、どうして此処だけなんだろう、何かの実験?)
考えられるのはスタンビートの実験だよね。
でも、前回のスタンビートは、お屋敷の近くで発生したんだよね。
と言う事は、お屋敷の近くにダンジョンの出口が出来たと言う事に成るわね。
このもやもや水晶玉が転送機だとして、今までの現象から考えると、
もやもや水晶玉一つに付き一種類の魔物しか呼び出していない。
複数の魔物を同時に呼び出す実験?
いや、もやもや水晶玉は沢山作れるみたいだから、
違う種類の魔物を呼び出す もやもや水晶玉を複数用意知れば良いはず、
一個で複雑な事をさせる様な手間は掛けないと思うんだけど?
単純に、設定した条件で、
指定した魔物がどれ位呼び出せるかの実験と考えた方がいいかな、
では,実験の次の段階は?
距離か、ダンジョン核からどれくらい離れると、
呼び出す事が出来なく成るかを調べるはず。
街の中に隠して置いて、実験を行ったりすると・・・。
不味い、街が魔物に襲われる。
(AIマスター、私の思考はモニターしているね、
今考えた予測の確率と、今回の実験からの猶予時間を計算して。)
《承知致しました。・・・・・。マスターの予測の確率は90%以上、
実験の次の段階に進む前に今回の実験の検証を行うはずです。
しかし、魔物の発生は確認できたとしても、その魔物が消えてしまった事、
もやもや水晶玉を回収出来なかった事、を考えますと。
早くても数日、いや、数週間の余裕は有るかと思います。》
何故?
《もやもや水晶玉、あれ程の物をホイホイ作れるとは思えません、
おそらく、貴重な材料が沢山必要かと思います。
少しは手元に残って居たとしても、
行方不明の もやもや水晶玉を探し出さないと、
同じ事同じ事が起きる、一回使うと行方不明に成る可能性、
魔物と一緒に、もやもや水晶玉自体がどこかに
転移しているかもしれないと考えるはずです。
この為、どうして無く成ったかがはっきりするまで
次の実験は行わないと思われます。》
(なる程、では、私が、いや、誰かが持ち出したと判る前に、
ラグジュを救出し、もやもや水晶玉の材料を奪えば、
当面問題は無くなるわけだね。)
《その通りかと思います。》
次話:天才マニ




