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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
343/969

343話 二階層

*****************出て来る魔物と魔法、魔道具の紹介**********

魔物

オーク:二本足、二足歩行の豚。知能は高い。

マイコニド:ただ走り回り、オスにしがみつく。鬱陶しい。危険はない。


魔道具

もやもや水晶玉:

  スタンビートを起こす魔道具と考えられている。


魔法

〔ラ散Ten〕:

  ライトアローを散弾の様に一度に10発撃ちます。

  魔力消費量はライトアローの10倍。


〔転〕〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕:

  転移魔法で手前と目標の間に直径10cm程の穴、ショートカット空間を作ります。

  そこにライトアローを打ち込むことで100発100中に成ります。

  転移魔法の出口、を動かす事で、100発100中のマシンガンに有ります。 


〔エアーカッター水平連射Ten〕:

  エアーカッターを水平に10発連射します。

  立ち木にはとても有効


〔キャン散Ten〕:

  ライトアローとファイアーアローの合成魔法〔キャン〕を散弾の様に10発撃ちます。

  魔力消費が10倍。


〔エアーカッター水平連射Ten〕:

  エアーカッターを水平に10発連射します。

  立ち木にはとても有効

二階層-------------


地図を見て、二階層に行く階段に直行します。

10m四方は有るかと思うほどの岩の中央に縦横2m程の

トンネルの入り口の様な穴が空いてます。


地上の降り、「ここだね、さぁ、行こう。」

先にとっとこ穴に入ります。すぐに真っすぐ降りる下り階段があり、

先の方に光が見えます。


階段を降り、光の中に飛び込むと、草原です。

膝位の高さの草がうっそうと茂って居ます。

草の中から、魔物が飛び出してきても嫌ですので


「みんな、飛ぶよ、あそこの林の手前まで、行くよ。」

フランも遅れずについてきます。

林の前に降りたつと、突然林からゴブリンが飛び出して来ます。


「〔ラ散Ten〕」「〔ラ散Ten〕」「〔ラ散Ten〕」

「全員上空に〔テレポート〕」

上空に移動して、「飛行!」、


「やはり、魔物が多いかな。」

「全員、後100m上空に〔テレポート〕!」

「飛行!」


上に上がってみるとあちこちで、

冒険者が戦っていたり逃げていたりしてます。


「少し魔物を殲滅します。各自散会して冒険者を救助。

 救助後林の向こうの上空に待機。」

みんな、散っていきます。私はもう少し上空に行きたいけど、天井は何処?


テレポートじゃなくて、飛行で上がります。

更に50m程上がると、天上らしいです。

青白く光ったもやみたいなのが、浮いてます。


下から見ると、これが空に見えるのですね。

少し遠くに、何かの集団が居ます。

〔テレポート〕「飛行」行ってみると。


「オークの集団ですか。200匹位でしょうか。

 暫くオークを狩って居ないので、狩っておきましょう。」

〔転〕〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕・・・・・・。


「マジックバックにポイポイポイ・・・・・・・・・。」ん?

杖を持ったオークが倒れていた傍に、

直径20cm程の水晶級の様な物が転がってます。中がもやもや動いています。


(AIマスター、これ何?)

《よくわかりませんが、状況から判断して、とんでもない物かもしれません。

 調べて見ますので此方に渡していただけませんか?》


(じゃあ、これはマジックポシェットにポイっと。)

「オークを全部収納して、上空に〔テレポート〕〔飛行〕」

「森の中でもうウゴウゴしてますね。」


近づくと、木の枝が槍の様に飛んで機ます。

「トレントですか、薪用に少し狩ります。」地上近くにおりて。


〔エアーカッター水平連射Ten〕腕を水平に振ると、それに合わせて、

エアーカッターが10発飛びます。


「初めて使ったけど、イメージ通り!もう一回行くよ。」

〔エアーカッター水平連射Ten〕腕を水平に振ります。

50m程先の木まで綺麗に切れます。


「では収納します。」

「マジックバックにポイポイポイ・・・・・・・・・・・・・・・・。」


みんなもう終わったかな上空に〔テレポート〕〔飛行〕

ちょうどみんな帰ってくるところです。」


フランが『結構、魔物が多いです。

まだ、小物ばかりですけど、これ以上増えると厄介ですね。』

と言って、ちょっと心配そうです。


「みんな、これ位の水晶玉みたいで、中がもやもやしている物見なかった?」

先ほどオークメイジが持って居た水晶玉を説明します。

みんな首を横に振ります。


「みんな、やっつけたのは、ゴブリンとコボルトばっかり?」

ルチアが『キノコが集団で走ってました。気持ち悪いので焼きました。』

「キノコも出ましたか。」


「取り合えず、殲滅しながら自分たちの目的を達しましょう。」

「二階層の出口は・・・・」


地図を見ながら、確認していると

林がざわつき、キノコがわらわら出て来ました。


「これはひどい、マイコニドですね、危険は有りませんが、

 嫌な感じがします。 林ごと焼いてしまいましょう。」


「上空100mに移動〔テレポート〕〔飛行〕」

「キャンデイ弾の用意」連続発射

〔キャン散Ten〕〔キャン散Ten〕・・・・・・〔キャン散Ten〕


みんな呆れてます。最初〔キャン〕だけだと思っていたのに、

とんでもない物が出てきて、打てたのは最初の一発でした。

林が綺麗に無くなりました。


「ん?」林の中央、泉の有った所にもやもや水晶玉が有ります。

〔テレポート〕拾って、〔テレポート〕林の外に飛びます。


「みんな、来て。」

「さっき言った水晶玉って、これの事。」

みんなに見せると、納得した様に、


『確かに、もやもや水晶玉ですね。』

「これを見つけたら回収しておいて。」

『『『『はい』』』』


「さて、出口の向かいます。あっちね。」

「地図によると、小高い丘の上に有るんだよね。」

三階層入り口を目指して飛びます。


入口を目指して飛んでいるうちにも、

何回か冒険者を助け、魔物を殲滅します。

沢山の魔物が居た所には、もやもや水晶玉が有りました。


次話:もやもや水晶玉

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