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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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その時何が


その時何が------------


「話を変えて、私が襲われた当日の事に付いて教えて。」

「この時、精霊とか魔物を使役していた?」

《妖精が居ましたが、あまり役に立たなかった様です。》


「妖精じゃあなぁ。しょうがないか。その他は居なかったんだね。」

《いえ、蝙蝠とクロネコが居ました。》

「その二匹は特別な能力を持って居た?」


《いいえ、マスターと意思の疎通は出来ましたが

 特別な能力は記録に御座いません。》


「生きている?」

《調査員からの連絡にも御座いませんので、望みは薄いかと・・・》


「以前の私の痕跡を完璧に消されていると言う事か・・・?」

「緊急退避LV9が発動するどれ位前まで私の行動記録が残って居る?

 その時異常は無かった?」


「それから、何処で襲われたか、

 破損した肉体は何処に行ったか確認出来ている?」


《完全に記録が残って居るのは前日の夜です。

 疲れたとは仰っておりましたが、特に異常は有りませんでした。》


《襲われた、LV9が発動したのはギルド依頼の薬草を取りに行った時、

 採取場所の草原とみられます。》


《マスターの血痕を確認しましたが、

 襲撃者の血痕等の残存物は有りませんでした。

 争った跡も見られません。》


「一瞬にして傷を負い、反撃する間もなく殺された?。

 魔物の可能性は?巣に持ち帰ったとしたら・・・。」


《現場付近での大きな魔物の情報が有りません。

 魔物に捕食された跡がありませんので、肉体は襲撃者が

持ち帰ったと思われます。》


「それはかなり まずい、再生能力がかなり高いダンピーラの肉体だ、

 何かに使われるにしても、悪い想像しか出来ませんね。」


《破損した肉体や、それらを処分したと思われる形跡は見つかっておりません。

 勿論衣服も含めて。残存臭や魔力の追跡も出来ておりません》


「ギルドや、冒険者の間で、私の存在はどの様な扱いに成っている?

 私と同じ様な容姿を持った人物は確認できている?男女に限らずね。」


《ギルドや冒険者の間では行方不明、死亡が共通認識です。

 マスターのクローンや肉体の一部を使ったと思われる形跡は有りません。》


「殺害現場の地図を頂戴。魔物か動物が見ていたかもしれない、

 テイマーにでも頼めばよかったか。」


「時間が経つとどんどん足跡は遠ざかる。聞き込みももう一度、怪しまれてもいい、

 かえって、怪しまれた方が良いね。クロネコ、蝙蝠も探して。」


《承知致しました、釣り出しを行う位に動いてみます。》

「判っていると思うけど、此方の情報は秘匿、誰かの依頼とか、

 ギルドへ依頼するのも良いかも、何か考えて頂戴。」


「この前、私の殺害に関与した者たちの予想が付いていると連絡が有ったけど、

 その者たちはどうなりました?」

《目立った動きが有りません。》


「父や母たちの殺害に関与した者たちの動向、吸血鬼ハンター、聖教会 などなど、

 関連が有ると思われる組織、個人の動向も調べて報告してください。」


「犯人が魔物だとしたら、味を占めて再度現場に来る可能性が有ります。

 現場の監視と衣類の切れ端などの遺留品の調査も引き続き、

 綿密な調査が必要かも。」


《承知致しました。》

「状況的には厳しいなぁ。同じ奴に二度も殺されたくないし・・・。」

《決してそのような事の無い様に致します。》


「この世界に生存している可能性のある者たちに見つからない

 発信機を体内に埋め込むのも良いかもしれない。検討しておいて。」


「それから、気に成るんだけど、貴方、AIなのに何か動きが遅い、

何処からか抑制、 ブレーキがかかってない?。自己チェックも完璧?」

《はい、再度検証してみます。》


「プログラムに戻ったら、使役する者を増やしたいね、とにかく情報が少ない。」

「さて、狐たちの所に行きますか。」

メイドアンドロイドに皆何処に居るか聞くと、朝食後格部屋で休んでいるとの事。

---------------AIの独り言-----------------

(《マスター鋭いなぁ。可能性が低いと弾いた所まで突いてくるよ。

 早く結果を出さないと、どんどん仕事が増えるよ。》)



次話:狐達の能力

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